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オレの部屋についてその女の子をそっとベットにおろす
それでもオレの服を放さない

「んーどうしたものかなぁー」

試しにスライムに戻ってその手から離れてみる…が

『...んや、やだぁ』

ぐずるように泣き始めたその女の子に思わずすぐに人間の姿に戻って女の子を抱きしめる
何やってんだオレ!!この子泣かすなよ!!何やってんだよ馬鹿野郎!!

んでオレは何で勝手に女の子抱きしめてんだ!!バカ!!!

「...リムル様??」

びくっ!!

後ろに控えてるシオンとシュナから怒りのオーラを感じる

「い、いや、シオン、シュナ、これはだなぁ」

「リムル様…その子は、女の子なんですよ?わかっておいでですか?」
「見た感じ年頃の女の子でございますのよリムル様?それが何を意味するのか...分かっておいでですか?」

あ、怒ってるのそっち?
オレてっきり女の子にオレが抱き着いてるのに嫉妬してるのかと…

いや、うぬぼれじゃなく、その…二人はオレをよく奪い合ってるからさ?な?

「リムル様?今余計なこと考えておいでではないですか?」
「いやいやいやいやまっさかぁ〜!!!!」

ばれた!!なんで

「で、でもさ!!お前らも見てただろ?オレが離れると泣いてたじゃん??ほら、だから反射的に守らないとなぁ〜って...おも…って、さ?」

「...はぁ、まぁ、そうですね。確かに泣いていましたし、今回は不問にします」
「ほ…」

よかったぁ〜

『ん〜...』

「「「!!!」」」

オレたちがうるさかったからか唸り始める女の子

「ごめんなぁうるさくして。もっと寝てていいぞ」

そういって頭をなでてやるとその手にすりついて安心したような、嬉しそうな顔をしていった




『りむ…る…』
「「「!!!????」」」


え、オレのこと...知ってるのか??

「...知り合いですか?」
「いや、覚えはない...でも、もしかしたら…(前世で)あったことがあるのかもしれないな」

…思い出したい

お前は一体誰なんだ?

なんで俺を知っているんだ…

オレがそう思って眉間にしわを寄せていると

ぐぅごごごご…

「「「ぶふっ!!」」」

聞こえてきたのは盛大なお腹の音、発生源は女の子

「あはは!!はー面白。シュナ、悪いがこの子のために何か食べ物持ってきてもらってもいいか?シオンはベニマルやソウエイたちと住民のみんなにもう大丈夫だって旨を伝えてきてくれ」

「「かしこまりました、リムル様」」

そういって二人は部屋を出て行った

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くろーばー(プロフ) - 凄く面白かったです!(初コメ失礼しますm(_ _)m) (1月27日 18時) (レス) id: 58abd703dd (このIDを非表示/違反報告)
エナ(プロフ) - めちゃくちゃ面白かった!、早く次が見たい! (12月20日 9時) (レス) id: 5755aafd19 (このIDを非表示/違反報告)
- めっっっちゃおもろかった、この作品大好き💛 (7月1日 20時) (レス) @page14 id: 4f6a9e3bba (このIDを非表示/違反報告)
雑草 - 神作品すぎるうううう、続き待ってます!無理なく頑張ってください! (7月1日 16時) (レス) @page28 id: 63462920dd (このIDを非表示/違反報告)
kaki氷 - (読み終わってから)正直、泣いたわ。凄い神作品。続き待ってます。頑張ってくださいね! (6月9日 3時) (レス) @page27 id: 904d7cdbaa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:林檎 | 作成日時:2022年10月18日 13時

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