ただいま ページ4
トムは両親(主に母さん)に気に入られ
結局出発ギリギリまでお話していたため急いで乗ることになった
おかげでコンパートメントはどこもかしこもいっぱいいっぱいだった
マートルが取っていてくれた席があったのでそこに二人で座る
「あんたら遅かったじゃない。何してたわけ？」
A「うちの両親にトムのこと紹介してたの。あんまりにも母さんとトムが長話してたから乗るの遅くなっちゃった」
「は？両親に紹介？？」
めっちゃ顔をしかめて私とトムを気味が悪いという顔で見る彼女
A「今度の夏休みにはトム、うちにくるの。マートルも来ない？あなたのことも両親に紹介したいし」
「あ、あぁびっくりした。てっきりあんたついにこの猫かぶり屁理屈大魔王と・・・」
「誰が猫かぶり屁理屈大魔王だって？？聞き捨てならないな」
マートルの言葉を遮るように食って掛かるトム
その顔は優しくて優秀まじめな優等生のトムが学校の先生には決して見せられないほど歪められた顔だった
私とマートルはもう慣れきってしまった顔だから不機嫌だなとしか思わまいけど
きっとほかの生徒や先生が見たときは目が出るんじゃないかと思うくらい驚くのだろう
「何よ、事実じゃない。私は最初からあんたがそうだってわかってたからそこまでショッキングじゃなかったけど、あんたすごい顔してるわよ？」
「君の顔ほどじゃないさ」
「なんですって？！」
まぁた喧嘩してるよこの二人
A「はいはい二人とも喧嘩しない！マートル、前から言ってるけどあんまり突っかかっちゃダメよ？私やトムは貴方が優しいのを知ってるから何も言わないけれど」
「僕は言っているが？」
A「トムはすぐ皮肉を言わないの。マートルが可愛くて構いたくなるのもわかるけど、それじゃ嫌われてしまうわよ？構ってほしいならちゃんと・・・」
「待て、それはないやめろ」
「そうね、あんたそれはないわ」
A「え？」
げせぬ
そんなこんな談笑していたらホグワーツが近づいてきた
一回トムにコンパートメントを出てもらって着替えたら
今度は私とマートルが出て彼が着替え終わるのを待つ
着替え終わって、降りる自準備をし終わったところでちょうどよく列車が止まった
「ついたみたいだね」
「あ〜長かった」
A「ね、つくのが待ち遠しかった」
三人で列車から降りてホグワーツの向かう
目の前にたたずむ大きな私の母校に対して微笑む
A「ただいま、ホグワーツ」
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日向(プロフ) - ネロと仲良くなれることを願う (2022年10月29日 22時) (
レス) id: 8e35b9a1dd (このIDを非表示/違反報告)
朔々PANDA(プロフ) - 読んでてとても楽しくて 暫く熱中して読んでました！全裸待機で応援しながら待ってます！ (2022年10月22日 13時) (レス) @page13 id: 3a7fd92cae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：林檎 | 作成日時：2022年10月8日 14時
