出動許可取りました ページ17
A「ネロー」
A「ネロ君さぁ〜」
A「ネロ！！聞いてよあのさぁ〜」
「あなたは俺をころすきなんですか？？わざとですか？？」
次の日から私は早速ネロにダルがらみするようになった
ネロは基本的にトムの横にいるから話したい放題なのだ
だがトムの横にいるということはトムにもダルがらみしていることはわかるわけで
さっきからネロに圧をガンガンかけている
さっきからネロは冷汗だらっだらである
「....A？？さっきからディオニュソス君にそんなに絡んだら、ディオニュソス君が困るだろう？…ねぇ？ディオニュソス君」
「は、はい。こ、困りますね」
A「トム、私せっかくできたトムのこと慕ってくれてる後輩君を甘やかしたいの。邪魔しないで！！」
そういえば明らかにガンッという顔をしてうなだれた後なんかぶつぶつ呟いている
A「…先に言っとくけど、何もトムと離れたいわけじゃないよ？でも一年の時は私とマートル以外友達がいなかったトムが後輩にここまで慕われているんなら、慕ってくれてるこの子も
私にとっては大事な存在なの。だから邪魔はしないで、しないならいいけど」
そこまで言うとまだ納得まではしていないけれど、私と離れたくないのか少しため息をついて頷いた
よっしゃ勝った
A「ありがとう、トム！大好きよ」
「…君小悪魔が過ぎないか？？わざとだろう、もう」
大好きと伝えると少し顔を赤くして顔を背けた
おう、当り前でしょう？使えるものは何でも使って将来のあなたを守ってみせるの
貴方が、マートルが、大切だから、大事だから
ふふっと笑って見せると私の頬に手を伸ばしてほっぺたを引っ張った
いひゃい
A「ひょっほひゃにふんの」
「ふふ、意外と伸びるね。散々弄ばれたんだからこれくらいいいだろう？」
いいけどさぁ
視界の端でネロがほっと一息ついているのが見えた
きっとトムの機嫌がよくなったのが分かったからだと思う
ごめんね〜私が引き起こしたとはいえ不安にさせちゃって
A「さて、トムからの許可も貰えたし、改めて…よろしくね、ネロ君」
「…はい、よろしくお願いします。ミス・西園寺」
A「呼びにくいでしょう？Aでいいわよ」
「わかりました。A先輩」
握手する手の力から「何考えてやがるてめぇ」の気配が分かった
知らん、私はこのままお前のお節介おばさんになるんだ
トムも逃げられなかったんだ。逃げられると思うなよ？覚悟しな！
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日向(プロフ) - ネロと仲良くなれることを願う (2022年10月29日 22時) (
レス) id: 8e35b9a1dd (このIDを非表示/違反報告)
朔々PANDA(プロフ) - 読んでてとても楽しくて 暫く熱中して読んでました！全裸待機で応援しながら待ってます！ (2022年10月22日 13時) (レス) @page13 id: 3a7fd92cae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：林檎 | 作成日時：2022年10月8日 14時
