ピリピリ ページ38
クリスマス休暇が明け、学校に行く
学校につくと真っ先にトムが出迎えてくれて、その後ろからネロ君とマートルが走ってきた
「あ、あんた...走るの早すぎ！！」
「り、リドル先輩...。少しくらい待ってくれてもいいじゃないですかぁ」
「何を言うか、僕の妻を出迎えるのは、夫である僕の務めだ」
A「あ、ちょ！」
ちなみに会話をしているのは校門から大広間に向かうための中庭で
授業中でもないため人がたくさんいる
もう一度言おう、人が、たくさんいる
周りで聞いていたであろう人達が叫び声をあげる
その叫び後上から噂は伝染していって、他のところで悲鳴が聞こえた。主に女子の
「なんだ？騒がしいな」
「いやあんたのせいじゃないの、何考えているわけ？」
「リドル先輩、流石にAが可愛そうです。...荒れますよ？主に女子が」
「だからなんだい？Aに何かするなら、だれであろうと許さない。ただそれだけだよ」
いつも通り猫かぶりながらにこやかだが目は笑っていない
本気だ、私に誰かが何かを仕掛けようものなら、戸惑いもなく許されざる呪文を使うだろう
A「それはダメ。...ほら行くよ？」
「わかった、行こうか」
そういってコロッとさっきの胡散臭い、目が笑っていない顔が変わって
心底幸せそうな顔で私の手を取りエスコートするトム
A「マートル、ネロ君、行こう！」
「...しょうがないわね。こんな風に目立つのあんま好きじゃないんだけど」
「オレはそこまで嫌いじゃない。本来ならもっとよくない理由で目立つ予定だったからな」
A「今はそうならなくてよかったと思うよ、心の底から」
「君が僕を...ひいては彼を変えてくれたおかげだね」
エスコートされるまま向かったのは大広間
そのまま新学期前の挨拶を聞くために席に着こうとしたんだけど...
A「あの...トム？放して？」
レイブンクローとスリザリンで座る席が違うからか、抱き着いたまま放そうとしない
大広間の入り口あたりでそうしているからか、さっきから視線がすごい
「おはようトム、Aマートルにネロ」
後ろからそう声をかけてきたのは、アルバス・ダンブルドア
にこやかにわらって私たちを見ている、が、その視線は明らかに何かを探っていた
「...おはようございます、ダンブルドア教授」
「おはよう、ところでなぜAをさっきから抱きしめているのかね？彼女は放してほしそうだが」
私に抱き着きながらぴりつかないでよぉ！！！！
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日向(プロフ) - ネロと仲良くなれることを願う (2022年10月29日 22時) (
レス) id: 8e35b9a1dd (このIDを非表示/違反報告)
朔々PANDA(プロフ) - 読んでてとても楽しくて 暫く熱中して読んでました！全裸待機で応援しながら待ってます！ (2022年10月22日 13時) (レス) @page13 id: 3a7fd92cae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：林檎 | 作成日時：2022年10月8日 14時
