和解パート２ ページ26
ムカつきはしたけどトムが彼にいった内容に少し安心したし嬉しくなったのも事実だった
しょうがないから許してやるか…。私自身少し寂しくなってきたし
今日の夕食後に話をしよう
A「ネロ君、トムを夕食後に私のところに来るように言ってくれる？」
「…俺はフクロウじゃないんだが？」
A「それハーマイオニーの真似？炎のゴブレットの」
あったなーそんなんなんて話をしながら歩く
反対の方向からマートルが寄ってきた
「…あんたらいつの間に仲良くなったの？」
A「さっきよ」
「はぁ、またあんたは変なのに懐かれて…。まぁいいわ、それよりあんた、あいつどうにかしてよ」
…あいつ？
マートルに呼ばれた先で見たのは怒りで周りの見えていないトムが女の上級生に杖を向けていた
何してるの？？！
A「トム！！何しているの？」
「....A」
私のほうを向くその顔は少しの驚きと怒りで染まっていた
「僕を一週間無視するんじゃなかったのか？」
A「....ネロ君から聞いたわ。今も私の記憶を見て黙ってたのはいただけないけど...でもあなたが、私のいないところでそう思っていくれていることがうれしくって…。だから許す
…ちょっと寂しかったし」
「…ネロ、放すなと言ってのに」
少し顔を染めてそう話す彼、すっかり怒りの色は抜けきりいつものトムが顔をのぞかせていた
「ところでリドル先輩、何をそんなに怒っていたんですか？」
「馬鹿！」
掘り返されたことで再びトムの顔に怒りが生まれ、先ほどの先輩のほうへ向き直る
そして再び杖を向けた
「いいだろう、教えてやる。調子に乗り、僕に近づき、Aを罵った」
「それはやってもいいわ」
「当然ですね、やりましょう」
A「ちょっと？？お二人とも？」
止めなよ同情してないでさ
A「落ち着きなよ、トム。私は自分より実力のない人にどうこう言われてもなんとも思わないから。…あら？何か言いたげですね先輩。」
「誰が…あんたより実力がないですって？？！」
そういって私に杖を向ける先輩
A「あら...いいんですか？私とやっても...。いいことありませんよ？」
私は少し挑発的にあえて笑うとそういって少しだけ横にずれた
私の後ろから先生が来ていたことは知っていた
この学校では私闘での魔法の使用は禁止だ
「これは、いったいどういうことだ？」
「せ、先生！！」
女は先生に連れていかれた
なんかわめいてたけど…知らない！
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日向(プロフ) - ネロと仲良くなれることを願う (2022年10月29日 22時) (
レス) id: 8e35b9a1dd (このIDを非表示/違反報告)
朔々PANDA(プロフ) - 読んでてとても楽しくて 暫く熱中して読んでました！全裸待機で応援しながら待ってます！ (2022年10月22日 13時) (レス) @page13 id: 3a7fd92cae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：林檎 | 作成日時：2022年10月8日 14時
