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Aside
母さんに電話をしたら、3人揃ってすぐに帰ってきた。
後からすごい恐怖が襲ってきて、私は泣きじゃくっていた。
そんな私を見て、母さんはすぐに駆け寄り抱きしめてくれた。
兄ちゃんは怪我はないかと聞いたあと、男の遺体を見て青くなっていた。
1人は喉を刺され、もう1人は綺麗に脳天を撃ち抜かれた、遺体を。
父さんは、……笑っていた。
「ああ……、A、お前は天才だ！！」
「あなた、何を言うの！？」
「今度父さん達の仕事場に連れてってやろう。いいな？」
「……とう、ちゃん？」
「よく一人で頑張ったな。偉いぞ！」
ただ褒めてくれるのが嬉しくて、仕事場に連れていってもらうのが初めてだった私は、ご褒美だろうくらいにしか考えていなかったのだ。
私のしたことは正しかったと、この頃から、そう聞かされていた。
ーーー
ーー
ー
連れられた場所では、初めて外の人に出会った。
『初めまして。Aさんの娘さんかな？』
『ほら、自己紹介しなさい』
『……AAです…。おじちゃんは？』
その人は、両親の仕事仲間と名乗った。
私はその人に連れられ、色々なことをさせられた。
ナイフでこれを刺しなさい、とか。
銃でこれを撃ちなさい、とか。
……私には、才能があったらしい。
初めから、失敗することはなかった。
そうして、私はいつの間にか、組織の一員となっていた。
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時雨(プロフ) - まことさん» ご意見ありがとうございます。読み始めてもらえて嬉しいです！参考にさせていただきます。 (2019年10月18日 7時) (
レス) id: c6320779fa (このIDを非表示/違反報告)
まこと(プロフ) - 3でお願いします 新たに読み始めたので続きが気になります (2019年10月16日 17時) (レス) id: 9abb2adce4 (このIDを非表示/違反報告)
時雨(プロフ) - ☆三日月☆さん» ご意見ありがとうございます。何年でもなんて嬉しすぎます！参考にさせていただきます。 (2019年10月15日 19時) (レス) id: c6320779fa (このIDを非表示/違反報告)
☆三日月☆(プロフ) - 何年なっても待ち続けるので3でお願いします！ (2019年10月14日 16時) (レス) id: 0e61e2fc0f (このIDを非表示/違反報告)
時雨(プロフ) - あーちゃんさん» ご意見ありがとうございます。面白いストーリーや、もったいないなど、すごく嬉しいです！参考にさせていただきます。 (2019年10月8日 12時) (レス) id: c6320779fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：時雨 | 作成日時：2019年7月15日 13時
