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11.やっと諦めがつきました ページ13

男の指す先には、市場の中にそびえ立つ巨大な城があった。
「さあ、歩け」
男がそう呼びかけると同時に、俺たちにかけられていた縄がはらりと解かれた。やっと体の自由が効くようになった安堵をため息として吐き出しつつ、俺たちは言われた通りに歩き始める。周りを見回せば、時代劇や大河ドラマやらでありそうな茶店や商店、そして俺を奇妙なものと認識している人々の表情や服装。どうやら、本当に俺たちは別世界…いや、どちらかと言えば過去"らしい"所へ転移してしまった様だ。

つまり、大河の妄言も根本としては合っていたのだ。まぁ、魔法使いが何たらかんたら言っていた頭のおかしさは別問題だが。ちら、と大河を見ると、後ろを歩く男達を気にしつつも、周囲を囲む異様な光景をただただ眺めながら歩いていた。

城の門の前まで来ると、いよいよその大きさを感じることとなった。元の地での学校の何倍もあろう敷地の入口、つまり目の前の門は開け放たれており、付近に門番らしきが人が立っていた。その人たちは、俺の後ろに立つ男を見た途端、ビシッと音が鳴るような速さで直立不動となる。
「件の者を連れてきた、殿に伝えよ。」
男がそう言葉を発すると、1人、城の中へ駆け出して行った。男はそのままずかずかと入り込んでいく。ふと男は振り向き、
「何をしておる、付いてこい。」
と言うと、再び歩き始める。

俺たちは、今更ついて行かないわけにはいかなかった。

12.いよいよ天守に入りました→←10.何もわからないまま連れていかれました



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あお(プロフ) - 優凪 虎兎未さん» コメントありがとうございます!!自分の思いついた時に更新しているので不定期となりますが、できる限り更新していきたいと思います。そして、ご指摘ありがとうございます。読みやすくなるよう改善していきたいと思います。これからもお読みいただければ幸いです。 (11月12日 6時) (レス) id: 62b53444e0 (このIDを非表示/違反報告)
優凪 虎兎未(プロフ) - 続きが気になります!無理をなさらないように、頑張ってください。 改行すると、読みやすくなると思います。(なんか上からですみません……) (11月11日 21時) (レス) id: 0bd60f50bd (このIDを非表示/違反報告)
アリス - パラレルワールドwwww (2017年10月4日 20時) (レス) id: 2309341a36 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 熱血漢(女)←って………(笑) (2017年8月3日 1時) (レス) id: b4895c0cf1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あお | 作成日時:2017年4月8日 17時

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