10.何もわからないまま連れていかれました ページ12
どうも、創です。あれから数十分経ちました。絶賛両側をがっちりと固められたまま歩いています。
「あの…これって何処まで…?」
10分程前に聞いた疑問には何も答えてくれなかった。
「いいから歩け」
の一言だけ。全く、優しさなんてあったもんじゃない。というか今時ジャージで奇妙とかどんな田舎だよ。……と言っても、今時だったらの話だが。もし大河の仮説が正しいとなると相当大変なことになる。俺らの常識が通用しない可能性だって出てくる。俺らの世界と別の世界を見分ける方法が何かあるだろうか……。
そんなこと思案しているうちに、
「着いたぞ」
と無愛想な声が聞こえた。顔を上げると、その周辺には市場の様なものが広がっていた。どうやら、俺は考え事をし始めると周りが見えなくなるようだ。市場にいる人は皆和服を着ており、こちらに気づくとまるでUMAやらネッシーやらの未確認生物でも見るかのような視線を俺にぶつけてくる。やめて、せめてその視線は大河に対してだけにして。
「ここが清洲だ。そして、お主が今から行くところはあそこだ」
と、さっきの男が指さした先にあったのは……現代では再現ぐらいしか見られない城郭があった。
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あお(プロフ) - 優凪 虎兎未さん» コメントありがとうございます!!自分の思いついた時に更新しているので不定期となりますが、できる限り更新していきたいと思います。そして、ご指摘ありがとうございます。読みやすくなるよう改善していきたいと思います。これからもお読みいただければ幸いです。 (2017年11月12日 6時) (レス) id: 62b53444e0 (このIDを非表示/違反報告)
優凪 虎兎未(プロフ) - 続きが気になります!無理をなさらないように、頑張ってください。 改行すると、読みやすくなると思います。(なんか上からですみません……) (2017年11月11日 21時) (レス) id: 0bd60f50bd (このIDを非表示/違反報告)
アリス - パラレルワールドwwww (2017年10月4日 20時) (レス) id: 2309341a36 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 熱血漢(女)←って………(笑) (2017年8月3日 1時) (レス) id: b4895c0cf1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あお | 作成日時:2017年4月8日 17時