20話 忘れないで欲しいこと ページ21
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零がTricksterを評価し、今後の予定を立てた後、明星君があんずちゃんを連れて部室を出ていき、残りの二人は早速特訓を受けていた。
私と零は部室から出て、ちょうど帰路についたところだった。
『ねぇ、零はこうなることを予想してたの？それとも、そうなるように誘導したの？』
「.....さぁ、どうじゃろうな。」
彼はそういって言葉を濁した。
いつも、とまでは言わないが、彼は時々本当のことを教えてはくれない。
ま、そんなところも零らしくていいんだけど。
彼らが目指すは、2週間後のドリフェス-S1
公式戦だから生徒会の奴らもこの前みたいに潰しには来れない。存分に暴れることが出来る。
『楽しみ、かもね。
でも、ちょっと心配。』
「Tricksterと転校生なら、やってくれると思うぞ。」
『まぁ珍しい。ふふっ。』
零がここまで肩入れする彼らは、本当に期待できるかもしれない。
零が言った、夢ノ咲学院の新たな歴史となるだろう。
私もできる限りのことはしたい。しかし、手伝いすぎるのも.....
「こちらが優先じゃよ？」
零が私の顔を覗いて言った。
まるで私の考えがまるわかりだったかのようだ。
いや、分かってたのかな。
『......うん。知ってる！』
あんずちゃんに先輩としてできること。
たくさんあるけど、まとめてじゃなくていい。
彼女の成長に合わせて伝えていこう。
私は、UNDEADのプロデュースが一番すべきこと。
『ねぇ零。』
「ん？」
この
それぞれがすべてと線で繋がっている。
でも、そこに優先順位があって成り立っている。
すべてに勝ち負けがあり、すべてにおいて苦しみがある。
それでも立ち直れたのは彼らのお陰。
零のお陰だ。
『これからも、私は零のプロデューサーだよ。絶対に離さないから。』
「.....我輩も離す気はないぞ？」
忘れないで、
私はここにいるということを。
忘れないで、
.
一人じゃないよ。
続く (更新停止中)
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。(プロフ) - 1話の【いちよう】じゃなくて【一応】じゃないですか？ちゃんとした日本語書いてください (2月18日 20時) (
レス) @page11 id: 3a193d111e (このIDを非表示/違反報告)
MIREI - AYANOさん» あぁ!!ありがとうございます!!!!頑張ります!! (2022年9月10日 23時) (レス) id: ccf6ce35d5 (このIDを非表示/違反報告)
MIREI - いちさん» ありがとうございます!!!!頑張って更新していきます!!これからもよろしくお願いします!! (2022年9月10日 23時) (レス) id: ccf6ce35d5 (このIDを非表示/違反報告)
AYANO - とても面白いです。2winkPなのでちょくちょく双子が出てくるのうれしい。続き気になります！これからも頑張ってください！応援してます (2022年3月22日 17時) (レス) id: 18e9a647c4 (このIDを非表示/違反報告)
いち - 続きが気になります！！忙しいと思いますが更新待ってます！！ (2022年3月8日 0時) (レス) id: 411697f24a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：MIREI | 作成日時：2021年10月31日 2時
