storia3-8 〃 ページ22
長い廊下を歩く、５人の影。
「……ナル、ちゃんと姫様と話すんだぞっ！」
そう言って月永は扉を開ける。
が、
Aがいない。
居るのは、
「あ、あのっ。」
二人の男子のみ。
―――――――――――――――
「ねぇ、女子力つけるにはどうしたら良いと思う？」
「おとしやかになるのが一番でござりまする！」
「忍は私に喧嘩売ってるのかな？」
「……料理、ですかね？」
「確かに、料理作れる人って女子ーって感じがするっス。」
「よし。鉄虎、その服貸して。」
「え。」
―――――――――――――――
―――――――――――――――
「という経緯で、姫様は俺の制服着て出ていかれましたっス。」
「……お前ら、これがヤバいこと、ってわかってる？」
凛月がゆっくりと口を開く。
その声は静かだが、怒気を含んでいる。
「わかってます。でも……でもっ！
姫様を悲しませたくないっ……。」
「城下町に行くって……忍くんがついて行ったっス……。」
５人が顔を見合わせる。
「城下町って……。」
「最近通り魔が現れるっていう……。」
「姫様が危ない！」
いち早く地面を蹴ったのは、鳴上だった。
「俺らも行くぞ！ナグモとタカミネは口裏合わせとけ！絶対バラすなよ！」
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*神*威* - とても面白いです!王国パロいいですよね(*^ー^)ノ♪これからも応援しています！ (2017年10月9日 23時) (
レス) id: 662403215f (このIDを非表示/違反報告)
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