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ユウside
「あっ、はい…」
呼ばれてしまった
消え入りそうな声で返事をするけど、正直何もしたくはなかった
注目されていた
「さあ、早く」
「…分かってますよ…」
「起きて下さいね」と、女の子に念を押して鏡の前を目指して歩く
実際はもっと近いんだろう
でも、私には果てしなく遠く感じる
きっと、視線のせい
「女？」「何で女の子が…」「弱そうじゃね」
声も聞こえる
鏡の前にたどり着くまでに挫けそうだった
目元がじんわり、と熱くなる
知らない場所で、こんなことして、一体私は何を…
そう、考え始めた時だった
鏡の間と言われる場所に鋭い声が響きわたった
『ごちゃごちゃうるさい！』
「…あ、」
あの、女の子だった
起きたのだ
そして…
『…この炭酸水は私のものだ…』
「へ？」
一斉に皆が後ろを向いた
そこには、あろうことかまだ寝ている女の子
寝言…
でも、チャンスだ
皆が女の子に注目している間に私は鏡の前へとはや歩きで行った
鏡に、顔が映し出される
「汝の名を告げよ」
「……ユウ、です」
「汝の魂の形は…………分からぬ」
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しゃけ(プロフ) - ひぃ…更新し続けてる……これからが楽しみです。ユウが女の子、という点も興味がそそられます！ (2020年7月23日 17時) (
レス) id: 9cd1e2c3d2 (このIDを非表示/違反報告)
C.l.1(プロフ) - 好きです！！ 原作沿いがとても好きなので読めて嬉しいです。これからも頑張ってください！ (2020年7月23日 16時) (レス) id: bb3e5151b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：飴イジング | 作成日時：2020年7月23日 7時
