回復力 ページ10
朝、目を覚ますと松陽の姿がない
しかも小雪もだ。
机の上には軽い朝食と紙
内容は山に行ってくると言うこと
んだよ…俺も連れてってくれりゃよかったのによ…
・
・
遅ぇな…
もう夕方じゃねぇか…
ガチャ
「銀時！」
慌てて帰ってきた松陽と小雪。
松陽の手には俺と同じくらいの年の女がいた
随分酷い怪我をしている
「どうしたんだ？！そいつ！」
そう聞くと
「説明はあとです！」
「小雪は布団を敷いて！銀時はこの子を布団に寝かして下さい！」
小雪は布団を敷きに行く
俺はよく分からないまま女を受け取り、布団のところに連れていく
小雪はもう布団を敷き終わっており、そこに寝かせる
松陽は救急箱をもってきて、手当をはじめる
松陽が手当をしているので小雪に何があったか聞く
・
「なるほどなぁ〜…」
事情を聞き、納得する
にしても色々大変なんだな…
この姉妹も
「しょーよ…おねえちゃ…だいじょぶ…？」
涙を浮かべて心配そうに松陽に問う小雪
松陽は安心させるように笑い
「ええ。大丈夫ですよ。にしてもすごい回復力ですね…」
そういいながら包帯を巻く
「そんなにすごいのか？」
そう聞くと松陽は頷く
「傷がもう半分くらい塞がっていたんです」
「ダメージは残るのか分かりませんけどね。」
と言いながら立ち上がり
「ご飯を作ってくるので二人ともこの子の事、頼みましたよ」
その後も色々バタバタして、大変な一日だったのは言うまでもないだろう
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作者名：ヘアリー | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HAK/
作成日時：2018年9月15日 21時
