白狐 ページ35
白狐
最近はそう呼ばれるようになった
そのまんまだね((
白い狐…かぁ…
なんだろう…なんか…悪い予感がする
松陽達に…何かあったような…そんな感じ
匂いをたどりに銀時達を探す
まあ辺り一面血の匂いだから結局は音とかだけど
見つけた
でも…様子がおかしい
銀時以外縛られている
晋助も。小太郎も。小雪も。皆
ん…?銀時の前にいるのって…
「松陽…」
なんでこんなところに…
それよりどうして…
どうして銀時は松陽に刀を振り下ろそうとしているの…?
銀時が刀を振り下ろす…その瞬間
ガキィィィィィン!
銀時と私の刀が交わる
「おねえちゃん?!」
「A?!」
晋助たちが驚いている
でもそんなことに気を使えるほど余裕が無い
「何をしているの?!銀時!」
周りにいる奴らが止めようと攻撃してくる
刀が飛んでくる
私の左目を刺すその瞬間
ボォォォ!
燃えた
「?!地面が…燃え…」
自分でも驚いた
でも体は銀時を攻撃し続ける
その時
グサッ
「朧…」
私の心臓に朧の刀がささったのだ
「「「「「おねえちゃんッ!/Aッ!」」」」」
皆の声が響く
私はヒューと音を立てて落ちていく
最後に見たのは…
驚いている松陽と…
水に落ちた私の涙
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作者名:ヘアリー | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HAK/
作成日時:2018年9月15日 21時