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ある日皆で散歩していた



私は離れて皆の姿を見ている



「おい。お前あの人の弟子か。」



突然白髪の男にそう聞かれる



「まぁ…」



「そうか」



それだけいって私から離れようとしたその人を引き止める



「ちょっと、話がしたい」









松陽にいい、わたしはその人と近くの神社へ来ていた



階段の部分で座るとその人も少し間を開けて座った



「何のようだ」



「貴方、松陽の弟子?」



私はさっきさへた質問をそのままその人にする



「何故」



「…似てたから。」



「は?」



「似てたから。松陽の言ってた一番弟子と」



前、松陽先生が教えてくれたのだ



「私の自慢の一番弟子を私達に合わせてやりたかったって」



「……」



「…ごめんね。やっぱり気にしないで。呼び出してごめん」



それだけ言って立ち上がり降りようとするとその人が私の腕を掴んだ



「待て。……明日も来い」



「え」



慌てて振り返るがそこには誰もいなかった



「ふっ、はいはい」



そこに残っていた烏の羽を懐にしまい、そう呟いた

海→←数日前



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作者名:ヘアリー | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HAK/  
作成日時:2018年9月15日 21時

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