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翔吾「まぁ最初はこれ乗ろうよ」
A「え!?ほんと!?乗りたいっ!!」
まず最初に翔吾が指さしたのはティーカップ。
子供から大人まで誰でも楽しめるアトラクションだ。
陸『すごい食いつき笑』
翔平『ほら、だから言ったでしょう陣さん!』
ルートBのメンバーはデートコース考案の時に意見が分かれたという。
ガッツリアトラクション派とゆったりアトラクション派だ。
結果、ゆったりコースになったのだが、その判断は吉と出るのか?
A「私、これ乗ったことないんだよね〜」
翔吾「え?ティーカップ?」
A「そ、小さい時は遊園地なんて来れなかったし…」
その言葉にモニタールームが静まりかえる。
みんなAのことをよく分かっているから、彼女が小さい時に遊園地に家族と来れるような家庭環境じゃなかったことは知っている。
最近になって遊びに行っても、こういう子供っぽいのには乗ってないから、本当にこれが初めてらしい。
翔吾「初ティーカップ、俺と楽しもうな?」
A「うん!回すぞ〜!」
少し暗い雰囲気になりかけたAだが、翔吾の言葉ですぐに笑顔に戻る。
メンバーは翔吾の完璧な対応に「おぉ」と声を上げていた。
こういう時に最適な言葉をかけられる翔吾を見て、やっぱい良い人選だったんだと実感するメンバーであった。
A「すっごい!楽しかった!」
翔吾「Aのせいでめっちゃ目回った笑」
元気に出てきたAとフラフラの翔吾。
ここまで順調な2人だが、この後のデートプランは一体どうなっているのだろうか。
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KK - 昨日、今日で全て読んでしまいました!ついついハマってしまう物語で凄く続きが気になってしまいました。色々と大変かとは思いますが続きの更新楽しみにしてます。 (2021年2月23日 17時) (レス) id: 327e744779 (このIDを非表示/違反報告)
ANAPON(プロフ) - 理香さん» 理香様、ありがとうございます!そのお言葉が励みになります! (2020年12月3日 21時) (レス) id: 764df54ed6 (このIDを非表示/違反報告)
理香(プロフ) - 初めまして!凄く良い話でしたので一気に読んでしまいました。続きが楽しみです。 (2020年12月3日 11時) (レス) id: cc5fb30d6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ANAPON | 作成日時:2020年11月26日 22時