WHITE 6【LDH】

・ ページ15

・









真剣な顔で健太がAに告白したタイミングでルートAのタイムアップ。

健太がAに抱きつこうとする。



陣『ストップ！ストップ！健太終了ーーー！』



インカムから陣が大声で制止すると何とか2人のハグは止められた。



健太｢ちぇ､いいとこだったのに｣


A｢やば〜ドキッてしちゃったよ笑｣



拗ねる健太と心臓に手を当てるAがモニタールームに帰ってくる。



陣｢ルートAもBも中々でしたけども､続いてルートCはどなたが挑戦しますか！？｣


壱馬｢俺しかいないっすよね笑｣



陣の質問に食い気味で答えたのは壱馬。

周りのメンバーからは大ブーイング､しかし当のAはというと未だに健太へのドキドキを落ち着かせようと心臓に手を当てていた。

そんなAが気に食わなかったのか壱馬はAの手を引いてモニタールームを飛び出した。



陣『ルートCのみなさん自信のほどは？』


瑠唯『そりゃもう壱馬なんで』


山彰『100パー勝ちます』



モニタールームでは自信満々のルートCメンバー。

そして壱馬はというとAの手を引いたまま屋台の前に来ていた。



壱馬｢疲れたやろ､なんか食べようや｣


A｢うん！クレープ食べたいなぁ｣



なんでもAの食べたいものを食べようって言う壱馬に目を輝かせながらクレープのお店を指さすA。



A｢あずきいちごスペシャルとカスタードチョコチーズケーキスペシャルください！｣



頼むクレープも2種類ともAが決めて注文する。

そしてお会計だけ壱馬が出そうとするからAが慌てる。



A｢ちょっ…ダメでしょ？私が食べたいもの頼んでるんだから私が払うよ？｣


壱馬｢こんなん奢ったうちにも入らんからええの｣



なんて結局壱馬を止められずに奢られるAは申し訳なさそうな表情。









・

・→←・

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す