Episode 22-記憶の欠片 III - ページ27
意識を手放す、その直前。
人影が写ったんだ。そして、俺たちを見ると、涙目になりながらこう言った。
?『…ごめん、ごめんな、二人ともッ…ボロボロ』
俺は、その人に見覚えがあった。
最後の力を振り絞って、俺はその人の名前を呼んだ。
Pr『……_、_ッ…?』
?『!!ぷりちゃん…あっきぃ…ごめんね…ごめんね…?ボロボロ』
俺はそこで、本当に意識を手放した。
******
目が覚めると、ある部屋にいた。
部屋全体が白くて、ベット、机、椅子など、生活できるくらいのものが置いてあり、ベランダがあった。
Pr『…ここ、どこや…?』
?『あ、ぷりちゃん!!』
Pr『!?』
そこには、見覚えのある3人が立っていた。
Pr『ころんくん、あまる、ゆるりるさん、川犬さん…!?』
Am『やっと起きたか、ぷりっつw』
Yr『心配したんだかんな!?おこったかんな!?橋本k((』
Kw『いわせませんよw』
AmPrCo『www』
一時笑いが生じた後、俺はハッとして、二人に尋ねる。
Pr『そういえば…あっきぃは!?ほかの皆はッ…!!』
その言葉を俺が言うと、3人は複雑そうな顔をした。
いったい何が起きているのか、わからなかった。
数秒たった後、ころんくんが口を開いた。
Co『……わからないんだ。でも、きっとここの病棟にはいるはず』
Pr『病、棟…?』
なんの病棟なのか分からなかった。なにか病気にかかったっけ。
火事?に巻き込まれたから?でも、結構傷がなくなっている。
……ならなんで?
そんなことを考えていた。すると、ゆるりるさんが教えてくれた。
Yr『…ここは、``奇病、、を患った人が来る病棟…という名の研究所』
Pr『研究所…ん?奇病!?』
Kw『そう、奇病』
``奇病、、の存在はもう知っていた。
このときすでに、奇病の発症率があがり、デマが流れていた。
そんな時期にかかってしまうだなんて、最悪だ。
…でも、あきらかにおかしいんだ。
こんなタイミングで奇病にかかるか?と。
そのことに関してはほかの3人も同じ考えだったらしく、皆で探ることにした。
Am『…俺たちは、奇病を患ったけど、それは無理やり…ねぇ…』
Yr『リアルクトゥルフじゃん…』
Kw『まぁ…ざっといえばそんな感じですね…』
Co『リアルでおこってもなんの得もないけどね…』
Pr『……とりあえず、自分の奇病、わかりました?』
クトゥメン&師『コクッ』
アマルの奇病が『暖彩病』、ころんくんが『飴喰病』、ゆるりるさんが『虹死病』、川犬さんが『夢現病』、俺が『月命病』…この時は、まだ俺の奇病は一個だけだった。
でも、あれがきっかけで、発症してしまったんだ。
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らくがん* - はい!これからも見ていきますよ!(((o(*゚▽゚*)o)))ワクワク (2月19日 17時) (レス) id: 9e395d752b (このIDを非表示/違反報告)
yuyu📢💚@占ツクで活動中! - らくがん*さん» ありがとうございます!ぼちぼちの投稿になりますが、これからも応援よろしくお願いします! (2月18日 12時) (レス) @page31 id: 4772fdfbf8 (このIDを非表示/違反報告)
らくがん* - ありがとうござます!!Yuyuさんの作品をこれからも見ていきます!シャピ(`^’)⚪︎ (2月8日 20時) (レス) @page31 id: 9e395d752b (このIDを非表示/違反報告)
yuyu💭□🖌@占ツクで活動中! - らくがん*さん» 初コメありがとうございます!そうですね!ずっと待っていたので、嬉しいです!! (2月3日 20時) (レス) @page30 id: 733a68748c (このIDを非表示/違反報告)
らくがん* - 初コメです!ななじぇる戻って来て良かったですよね!(((o(*゚▽゚*)o)) (2月3日 18時) (レス) @page31 id: 9e395d752b (このIDを非表示/違反報告)
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