Episode 21-記憶の欠片 II - ページ26
俺は深呼吸してから、また話し始めることにした。
Co『ふぇ…?』
At『ｯ…!走れｯ!!』
俺は必死に逃げようとした。でも、炎が勢いよく俺の方に広がってきて、身動きが取れない状況になった。
やばい、そう思っていても、すっかり炎に囲まれている。パニックにもなっている。
どうしよう。その５文字がずっと頭の中で流れる。
他の皆は大丈夫なのだろうか。脱出できたのだろうか。俺は…ﾀﾋぬのだろうか。
そんな思考ばっかりだった。その時だった。
Ak『あつｯ…ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ』
Pr『ｯ!!あっきぃ!?』
Ak『ぁ…ぷりちゃん…ﾎﾞﾛｯ』
気づかなかった。少し横には、あっきぃがいた。あっきぃは、落ちてきた瓦礫の下敷きになっていた。
あっきぃも炎で囲まれており、助けようとすると、炎を突っ走っていくことになる。
きっと、火傷を負うことになるであろう。でも、俺は助けたかったんだ。
俺は、あっきぃを見るや否や、すぐに駆け寄った。
Pr『あっきぃ!!』
Ak『!?ぷりちゃ、危ないって…俺はいいから…ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ』
Pr『いいわけないやん…ほら、手貸して?』
Ak『!!…うん…ﾎﾞﾛｯ』
俺は、あっきぃの手を取り、引っ張り出した。
あっきぃが出てきたことを確認し、俺とあっきぃは外に向かって走った。
その途中、炎がこっちに向かってきて、俺やあっきぃに燃え移ったりしていた。
そのたびに二人で炎を消しあっていた。
Ak『!!ぷりちゃん!!光見えるよ!』
Pr『…ｯ!はよいくで!』
Ak『うんｯ!!』
二人で走って、やっと出れる。
そう思いながら、出口に向かった瞬間。
AkPr『あがｯ!?ｽﾞｷｽﾞｷｯ』
いままで耐えてきたからか、いきなり全身に痛みが走った。
走っていたが、そのせいで足がもつれ、俺たちは派手に転んだ。
痛い。苦しい。熱い。
そんなことばかりしか思えなくなってきた。
Ak『ﾊｧ､ﾊｧ…俺たち、ここでﾀﾋぬのかな…?ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ』
Pr『…そう、なんかなぁ…ｺﾎｯ…ﾎﾞﾛｯ』
動けないくらいに、体が重たくなっていく。
息もできないくらいになってきた。意識もどんどん遠のいていく。
Ak『…ぷりちゃん』
Pr『…?どしたの…?』
Ak『手…つないどこ?』
Pr『…もちろんやでｗ』
おれとあっきぃは手をつないで、身を寄せ合った。
重い瞼をどんどん閉じていく。
あっきぃと一緒なら、まだいいかｗ
そう思いながら、俺とあっきぃは意識を手放したんだ。
Ak「…そう、だったなぁ…ｗ」
Mz「え、でもなんでじゃあ生きてたの…?」
Pr「…ここからが、本番かなｗ」
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らくがん* - はい！これからも見ていきますよ！(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))ﾜｸﾜｸ (2月19日 17時) (
レス) id: 9e395d752b (このIDを非表示/違反報告)
yuyu📢💚＠占ツクで活動中！ - らくがん*さん» ありがとうございます!ぼちぼちの投稿になりますが、これからも応援よろしくお願いします! (2月18日 12時) (レス) @page31 id: 4772fdfbf8 (このIDを非表示/違反報告)
らくがん* - ありがとうござます！！Yuyuさんの作品をこれからも見ていきます！ｼｬﾋﾟ(`^’)⚪︎ (2月8日 20時) (レス) @page31 id: 9e395d752b (このIDを非表示/違反報告)
yuyu💭□🖌＠占ツクで活動中！ - らくがん*さん» 初コメありがとうございます!そうですね!ずっと待っていたので、嬉しいです!! (2月3日 20時) (レス) @page30 id: 733a68748c (このIDを非表示/違反報告)
らくがん* - 初コメです！ななじぇる戻って来て良かったですよね！(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)) (2月3日 18時) (レス) @page31 id: 9e395d752b (このIDを非表示/違反報告)
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