幸せになるために…【AMPTAK】【奇病パロ】

Episode 12-「助けて」- ページ16

-ぷりっつside-

あっきぃたちがッ出て行ったあと、俺の母さんも、「おやすみ、ぷりっつ」と言って、部屋を出て行った。
俺は、また皆と集まれて、本当にうれしかった。
俺は、明日も会えるかな、そう思って、眠りにつこうとした。
…その時、俺の体に異変が起きた。


Pr「あ``ぁｯ!?」


ﾄﾞｸﾝ､ﾄﾞｸﾝと、心臓が大きく動いた気がした。
俺はすぐに『狂暴化』だと気付いた。
苦しい。やめてほしい。
本当に嫌だ。やめて。やめて。助けて。
誰か…


Ak「ぷーのすけｯ!!」


あっきぃが、俺に寄ってきた。
なんで…なんで、わかったの…?
助けてほしいって願ったから？それとも、嫌な予感がして?
…でも、俺の傍に来たらあっきぃがケガしてしまう。
こないでって言いたい。でも、体が言うことを聞かない。


Pr「うがぁぁｯ!!」

Ak「ぷーのすけ!!落ち着いて!!俺だよ?あっきぃだよ!!」

Pr「がぅッ!!」


体が言うことを聞かず、俺の爪であっきぃの頬を切ってしまう。
そして、俺はあっきぃを押し倒した。


Ak「ぷー、のすけｯ!!ﾎﾞﾛｯ」

Pr「ｯ…ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ」


俺は、いつの間にか泣いていた。
…ちょっとは、制御できるようになってるのかな?
でも、あっきぃを傷つけてしまった。
ごめん。ごめんね、あっきぃ。
俺は、思わずあっきぃの名前を呼んでいた。


Pr「あ…きぃｯﾎﾞﾛﾎﾞﾛ」

Ak「!!ぷーのすけッ!!」

Pr「ごめｯ…ﾎﾞﾛｯ」


ｶﾞﾁｬｯ


Kc「あっき…!?」

Mz「…ぷり、ちゃん…!!」

Tg「ｯ…もしかして…」

At「…ぷり!!おちつけ!!」

Ak「ｯ…!!み、んな…」


みんなが、俺の部屋に来た。
きっと、みんなもあっきぃの後を追いかけてきたんやろな。
皆にも心配かけて、迷惑かけて…俺って、何がしたいんやろ…?ｗ
…ほんっとうに、こんな自分が大嫌いｯ…
そんなことを思っていた。


Mz「ぷりちゃん!!」

Tg「ぁ…」

At「ぷりｯ!」

Kc「自分を取り戻して…!!」

Ak「…ぷーのすけ!!ぷーのすけならできるよ…いつも、頑張って抑えようとしてたじゃん!!
それに…ちゃんと、辛い時とかは、俺らに頼って…?ﾎﾞﾛｯ」


みんなから声を掛けられる。
まぜ太は結構必死そうに声を掛けてくれる。
ちぐは、怖くなっちゃったのか、動けなくなっていた。
あっとは、俺の名前を呼んでくれた。
けちゃは、俺を戻そうとしてくれた。
そして、あっきぃ。
……本当に、あっきぃは俺の事わかってるなぁ…ｗ
…もっと、狂暴化する前に止めたい…


Pr「ｶﾞ､ｧ…ﾎﾞﾛｯ…み、んな…た、すけ、て…?ﾎﾞﾛﾎﾞﾛｯ」


……「助けて」という言葉、久しぶりに言ったな…ｗ

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