Episode 9-あっきぃの奇病- ページ13
-ぷりっつside-
めんどくさいことになった。
…ていっても、俺が倒れたのが原因やけど…
とりあえず…
Pr「まぜ太…?おろしてくれへんか??」
Mz「ぇ、でも…」
Ak「…こっちくる?w」
Pr「…いく」
今からあっきぃの話をしないといけない。だからこそ俺はあっきぃの方へ歩いた。
…ふらふらしてるけど。((まぜ太には悪いと思ってる。
At「…で、あっきぃ」
Ak「…なに?あっと」
Kc「……さっき、ぷりちゃんの血、飲んでたよね…?」
Ak「…そう、だよ…」
ちょっと怖そうにして、ちぐはあっきぃに言った。
Tg「あ、っきぃって…人じゃなくて、吸血、鬼なの…?」
Ak「ッ…ジワッ」
あっきぃの瞳には、少し潤い始めていた。
きっと泣きたいんだろう。
『吸血鬼』。あっきぃが、一番言われたくない言葉。
…あっきぃが、一番嫌っている言葉。
Pr「…ちがう。あっきぃは、吸血鬼じゃない。」
MzTgAtKc「…!じゃぁ…」
きっと、皆がおもっていることは一緒のはず。
俺は、あっきぃと一緒にいった。
AkPr「…『奇病』だよ」
-ちぐさside-
正直、吸血鬼じゃなくてよかったと思っている。
けど、この『吸血鬼』というワードを出したのは、後悔してた。
俺だったら、自分の『奇病』のことでなにかに例えられたりするのが嫌だから。
皆から、怖がられて距離がなくなる。俺も、それが怖いから。
Tg「…あの言葉、言っちゃってごめん…」
俺が素直に謝ると、あっきぃは愛想笑いのような乾いた笑顔で笑った。
Ak「…大丈夫だよwもう、なれてる、からッ…ボロッ」
Pr「ッ…無理、しやんといて?」
そう言って、ぷりちゃんはあっきぃの事を慰める。
そして、あっきぃの代わりにぷりちゃんが話をしてくれた。
Pr「あっきぃの奇病は『遺伝性吸血病』と『花締病』。」
遺伝性…吸血病。さっきのはきっとこれのせいなのだろうか?
でも、わかんない。意味が。
花締病はみんなわかるようだが、どうしてもわからない…ていうか、聞いたことなかった…
Pr「遺伝性吸血病は…その名の通り。」
「?」を頭に浮かべていた俺らのことを見かねて、説明してくれた。
俺らではなく、もともと覚えていた子…ぷりちゃんのほうがまだ安心できるから。
こうして一週間に1回程度、血を吸わせてもらっていること。
奇病を知っただけなのに、あっきぃのことがよく知れたような気がした。
Kc「…あっきぃも、辛いよね…」
Ak「…ううん!つらい、けど…今は、皆がいるから!ニコッ」
あっきぃの笑顔で、みんな微笑んだ。
あっとくんは笑っていなかったが、どこか優しい雰囲気になった。
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らくがん* - はい!これからも見ていきますよ!(((o(*゚▽゚*)o)))ワクワク (2月19日 17時) (レス) id: 9e395d752b (このIDを非表示/違反報告)
yuyu📢💚@占ツクで活動中! - らくがん*さん» ありがとうございます!ぼちぼちの投稿になりますが、これからも応援よろしくお願いします! (2月18日 12時) (レス) @page31 id: 4772fdfbf8 (このIDを非表示/違反報告)
らくがん* - ありがとうござます!!Yuyuさんの作品をこれからも見ていきます!シャピ(`^’)⚪︎ (2月8日 20時) (レス) @page31 id: 9e395d752b (このIDを非表示/違反報告)
yuyu💭□🖌@占ツクで活動中! - らくがん*さん» 初コメありがとうございます!そうですね!ずっと待っていたので、嬉しいです!! (2月3日 20時) (レス) @page30 id: 733a68748c (このIDを非表示/違反報告)
らくがん* - 初コメです!ななじぇる戻って来て良かったですよね!(((o(*゚▽゚*)o)) (2月3日 18時) (レス) @page31 id: 9e395d752b (このIDを非表示/違反報告)
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