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Episode 7-なんで?- ページ11

-けちゃside-

なぜかぷりっつさん…ぷりちゃんは、僕達の事を知っていた。
なんで、知っているんだろう。
皆にはいっていないのに。
ぷりちゃんとは、初対面のはずなのに。


Tg「…ねぇ、なんで知ってるの…?」


ちぐがちょっとおびえながらいう。
すると、ぷりちゃんの代わりにあっきぃが答えた。


Ak「……俺たち、記憶がないだけで、昔は一緒にいたんだって…この奇病棟に入る前」

Mz「ーッ!!」

TAK「一緒…だった…?」


どういうこと…?
記憶がないって…どういうこと?
僕達の過去に、何かあったの……?


At「…ちなみに、あっきぃは知ってたの?一緒にいたこと」

Ak「…ううん、奇病棟に入って、ぷーのすけと出会って…教えてくれたんだ。
…って言っても、俺はぷーのすけとの過去は覚えてるんだよねw」


…そうなんだ…あっきぃは、ぷりちゃんとのことは覚えてて…
僕とまぜちとちぐとあっちゃんはだれも覚えていない…
なんで、覚えれてないんだろうな…


『ー!』

Kc「…?」


なにこの声…
…僕よりちっちゃい子の声…?
でも、なんで…?
僕に似てるし…どういうこと…
そう思ったとたん、視点が変わった。


Kc「ー!?」


そこは、目の前で館が燃えていた。
…大規模の火事だった。
大人数の子供と、少数の大人が出てくる。
みんな、急いで逃げていた。
…でも、不審な点があった。
一定の子に、靄があった。
だから、そこを凝視してみようとした、その時。


『××ッ!?』

Kc「ーッ…!!」


そこに、今よりも幼いころの自分…もう一人の僕がいた。
なんで。その一言も出なくなった。
火事で怖いから。これも一理ある。が、一番の原因もあった。


Kc「ハァ、ハァッ…ち…ぐ…?」


そう、青髪で、黄色いピンをつけている子…ちぐがいたから。
それも、炎に包まれている屋敷のところで倒れているのだ。

『ちぐッ!!今______!!』

Tg『…け、ちゃ…?』


小さいころの僕がチグのもとへ向かっていく。
でも、なんて言っているのか、わからなかった。


Kc「や…ぁ…」

「…ゃ…けちゃ!!!」

Kc「ッ!!」

Tg「どしたの…?呼吸荒いけど…」

Kc「ぇ…ぁ…ポロッ…」


僕は、おもわず泣いてしまった。
みんな慌てていた。…ぷりちゃん以外は。
でも、怖いんだ、ものすごく。
さっきの事が離れなくなってしまった。
これは、夢だったの…?
それとも、これがぷりちゃんとあっきぃが言っていた、『過去』?


Pr「…けちゃ、ちょっと寝て休め。」


ぷりちゃんの瞳を僕が見ると、なぜか眠たくなって、
僕は、ねむりについた。

Episode 8-ぷりっつの部屋にて(あきぷり)-→←Episode 6-もう一人の仲間-



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作品ジャンル:泣ける話
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らくがん* - はい!これからも見ていきますよ!(((o(*゚▽゚*)o)))ワクワク (2月19日 17時) (レス) id: 9e395d752b (このIDを非表示/違反報告)
yuyu📢💚@占ツクで活動中! - らくがん*さん» ありがとうございます!ぼちぼちの投稿になりますが、これからも応援よろしくお願いします! (2月18日 12時) (レス) @page31 id: 4772fdfbf8 (このIDを非表示/違反報告)
らくがん* - ありがとうござます!!Yuyuさんの作品をこれからも見ていきます!シャピ(`^’)⚪︎ (2月8日 20時) (レス) @page31 id: 9e395d752b (このIDを非表示/違反報告)
yuyu💭□🖌@占ツクで活動中! - らくがん*さん» 初コメありがとうございます!そうですね!ずっと待っていたので、嬉しいです!! (2月3日 20時) (レス) @page30 id: 733a68748c (このIDを非表示/違反報告)
らくがん* - 初コメです!ななじぇる戻って来て良かったですよね!(((o(*゚▽゚*)o)) (2月3日 18時) (レス) @page31 id: 9e395d752b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:yuyu | 作者ホームページ:ない  
作成日時:2024年1月4日 12時

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