第139話 ページ42
そのレッスンを見ても私はどうにも出来ないのに
『でも私レッスン見てもなにも分かんないよ?』
嵐 「それでも、Aちゃんに見てほしいの!」
お願いと言ってくるお姉ちゃんに私は悩んでしまう
『困ったな』
嵐 「レッスンっていっても、ダンスをしてるところを見てるだけだから」
『…………』
いや、見てるだけっていってもな……
嵐 「ダメかしら?」
お姉ちゃんは眉を下げて私を見る
『……はぁ』
嵐 「っ!!」
私がため息をつくと肩をびくつかせるお姉ちゃん
『……いよ』
嵐 「え?」
『レッスン……見るよ』
私がそう言うとお姉ちゃんは顔をほころばせた
嵐 「本当に!?」
『うん』
仕方ない、ここまでお願いされたら見るしかない
しかもお礼がしたいって言ったのは私だし
嵐 「本当にありがとう、嬉しいわ」
そう言ってお姉ちゃんは笑顔になり私の手をとった
まだ見てもないのにここまで喜ぶとは
みか 「2人とも遅いで〜」
お姉ちゃんと話していると待ちくたびれたのか、みかがやってきた
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明桜(プロフ) - コメントありがとうございます!これからも頑張って更新していくので、よろしくお願いします! (2022年11月29日 10時) (レス) id: b4587a2f8b (このIDを非表示/違反報告)
すず(プロフ) - コメント失礼します!本日初めて読んだのですが零さんとの絡みや弓弦くんとの絡みが見ていてとても面白いと思いました!とても素敵な作品だと思ったのでコメントさせていただきました。更新待ってます。頑張って下さい! (2022年11月29日 1時) (レス) @page35 id: 8521b092ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:明桜 | 作者ホームページ:nhatev-hdfs miri1
作成日時:2022年11月6日 16時