舞踏会 2話 ページ3
〜主side〜
いかつい男性A「はぁ…全く手間取らせやがって。」
アモン「あんたら…なんのつもりでこんなことを…
もし主様に何かしたらどうなるのかわかってんだろうな?」
主「アモン、余り刺激しない方が…」
アモン「大丈夫っすよ、主様…。とにかく、オレの後ろに隠れていてください。
オレが守りますから。」
アモンは真剣な眼差しになり私に言うものだから、彼氏がいるにも関わらず堕ちそうになった
いかつい男性C「えらく威勢のいいガキだな…」
アモン「あんたらの目的は何すか?何のためにこんなことを…」
本当にそうだ。何で私達がこんな目に遭わないといけないの?
早くナックの所に戻らないといけないのに…
いかつい男性D「俺たちは全員、天使によって家族を失ったんだ
お前たち執事がしっかりしていれば俺たちは家族を失うことはなかったんだよ!」
確かにそれは気の毒だと思うけれどそれを全部執事のみんなに押し付けるのは違うと思う……
アモン「やっぱりそういうことっすか…家族を失ったのは残念っすけど…
オレたちだって万能じゃないんす。全ての天使を完璧に狩るなんて不可能っす。」
いかつい男性C「うるせぇ!言い訳すんな!
お前たちがもっと必死に天使を討伐していればよかったんだ!」
ドカッと言う音と共にアモンは男に殴られた
殴られた拍子にアモンの表情は苦痛へと変化した
ムー「ア、アモンさん!」
主「暴力はやめて!」
アモン「さ、下がっていてください…主様。あ…危ないっす…」
ムー「ア、アモンさん…これ以上は本当に危険ですよ…」
いかつい男性A「おら!くらえ!」
ドカッと鈍い音がし、アモンは先程より更に顔を歪め、苦しそうに膝を着いた
主「いい加減にして!」
いかつい男性A「あぁ…?」
私が怒鳴るように言うといかつい男が凄い血相で睨んだ
怖くて泣き出しそう、逃げたい、怖いけど、ここで逃げちゃダメだ
いかつい男性A「あんたは何者だ?なぜ悪魔執事をかばおうとするんだ?」
主「私は悪魔執事たちの主人です。」
いかつい男性A「あんたが執事どもの主人だと?」
アモン「あ、主様…」
いかつい男性B「そういや、噂で聞いたことがあるぞ。悪魔執事たちを束ねる主人がいるって…
執事どもの主人ってことは…あんたにも責任があるってことだよな?」
主「!!!」
いかつい男性B「あんたもそれなりの覚悟できてるんだよな?」
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作者名:あまね。 | 作成日時:2022年5月25日 23時