【ツイステッドワンダーランド】魔法？は、使えないけども…『番外』 (ページ50)

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第四十八話　ページ50

トレイ「どの寮に入るかは、入学式の時タマシイの資質で闇の鏡が決めるとされているが・・・なんとなく、寮ごとにキャラが固まってる感じはあるな」

ケイト「それはあるねー。めっちゃわかる」

「まぁ、そうよなぁ。魂を判断してるんだからおのずと似たような存在があつまるものよ」

ケイト「お、わかるんだ?」

「なんとなくなら」

まぁ、何よりも身体的特徴が割と似通ってるし
遠くに見える銀髪の・・・多分狼の耳の彼はサバナクローっぽいし
反対側の銀髪の・・・あれ人間ちゃうな。まぁ彼はオクタヴィネルっぽい
めっちゃ笑顔の白いのと従者っぽい黒いのはスカラビアっぽいし
見た感じキラキラしてる人たちはポムフィオーレっぽい
イグニハイドっぽい人たちはなぜか見当たらないけども
あの辺の緑色のは

「・・・あれ」

トレイ「うん？・・・あぁ、彼か。子供じゃないぞ。俺たちと同じ三年生の」

？「リリアじゃ。リリア・ヴァンルージュ」

早かった。割と
多分ここに居る中じゃ強い方だと思う。つよそう

リリア「ふむ、おぬし今わしを追いかけてたな」

「まぁ、最初に目をかけましたので」

リリア「そうかそうか。しかしわしの年齢が気になるとな。くふふ、こんなにぴちぴちで愛らしい美少年のわしだが、少なくともそのメガネが言うように子供とは呼べない年かもしれんな」

トレイ「ぴちぴち・・・」

リリア「遠くから見るだけでなく、気軽に話しかけに来ればよかろう。同じ学園に通う学友ではないか。我がディアソムニア寮はいつでもお前たちを歓迎するぞ」

「後ろお二人は割と歓迎してない顔つきですがね。私年上の自信ある!」

リリア「ほう？まぁ、そうかもしれんな。食事中、上から失礼した。ではまた、いずれ」

いなくなった。早いなぁ

エース「今の会話聞こえてたってことか・・・!?軽く二十メートルは離れてたと思うんだけど!?」

「まぁ、その程度なら聞こえるくない？」

エース「いや聞こえないだろ!」

ケイト「あそこの寮長はマレウス・ドラコニアっていうんだけど、世界でも五本指に入るくらいの魔法士って言われてるんだよねー。正直、やばやばのやばってかんじ―。まぁ、うちの寮長も激やばなんだけど―」

あ、これ知ってる。フラグだ

エース「ほんっとにな!タルト一切れ食ったぐらいでこんな首輪つけやがって。心の狭さが激やばだよ」

？「ふぅん。僕って激やばなの?」

「ほらぁ」

またまきこまれるじゃーん