第十五話 銅像?うわ ページ16
「うっわ」
正門、メインストリート
遠くに見える城のような学校しかり、正門しかり。デザインはめっちゃ好き
めっちゃ好き、なのだが
「この銅像みたことあるー」
グリム「この銅像は誰だ?七つあるけど、皆コワい顔。このおばちゃんなんか、特に偉そうなんだゾ」
「あー、これは」
？「ハートの女王を知らねーの?」
・・・だれだ？
いやまぁ、誰だというか生徒なんだろうけど
グリム「ハートの女王?偉い人なのか?」
？「昔、薔薇の迷宮に住んでた女王だよ。規律を重んじる厳格な人柄で、トランプ兵の更新も、薔薇の花の色も一切乱れを許さない。マッドな奴らばっかりの国なのに、誰もが彼女には絶対服従」
規律・・・うん、絶対服従・・・うん
？「なんでかって？規律違反は即、打ち首だったから!」
グリム「こ、こえーんだゾ!」
？「クールじゃん。俺は好き。だって、優しいだけの女王なんてみんな従わないだろ?」
「それはそれな感じがし・・・うん？ちょい待ち少年。実在してんの?」
？「は？お前も知らないのか?」
「いや知ってる。知ってるけども。しってるけども!」
大丈夫かなこれ。コンプラいきすぎじゃないかな
オリジナルならワンチャンあるか？いや無理がある
「怒られやしないだろうか・・・」
グリム「ていうか、オマエは誰だ?」
？「俺はエース。今日からピカピカの一年生。どーぞヨロシク!」
グリム「そうか!オレ様はグリム!大魔法士になる予定の天才だゾ!こっちの冴えないのは、オレ様の子分なんだゾ」
「だれがさえないやつだお猫様めが。こちとら人類を逸脱した存在だぞ」
エース「あー、うん。そうか」
「お前その目やめろし。私別に嘘ついてないしホントのことだし中二病でもないからな!」
んんっ
「とにかく、私はAよ。まぁ、よろしく。エース」
エース「おう。しかしAか。珍しい響きの名前だな」
「そうかね？」
そこまで珍しくはないと思うんだけど
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