【ツイステッドワンダーランド】魔法？は、使えないけども…『番外』 (ページ17)

今日:2 hit、昨日:2 hit、合計:22,055 hit

第十六話　銅像？ヤメテ! ページ17

グリム「あっちの目に傷のあるライオンも有名な奴なのか?」

エース「もちろん!あれはサバンナを支配した百獣の王。でも生まれながらの王じゃなく、年光に練った策で王座を手に入れた努力家だ」

ヤメテ!これ以上掘り下げないで!まっくろねずみに怒られちゃう!

グリム「じゃあじゃあ、手前のタコ足のおばさんは誰だ?」

エース「深海の洞窟に住む、海の魔女。不幸せな人魚たちを助けることを生きがいにしてきたんだ」

グリム「じゃあ、このでかい帽子のおじさんは?」

エース「砂漠の王の大賢者。間抜けな王に使えていた大臣で、王子と身分を偽って王女を田原化そうとしたペテン師の正体を見破った切れ者!」

グリム「なるほど、じゃあこっちの美人の人は?」

エース「世界一美しいといわれた女王。魔法の鏡で自分の美貌を常に調べていて、常に自分が一位になるようにどんな努力も惜しまず行っていたらしい」

グリム「ほうほう、向こうの頭が燃えている男は?」

エース「死者の王さ。魑魅魍魎が渦巻く国を一人で納めていたって言われている、超実力者さ」

グリム「なるほどなるほど。最後に、この角が生えているやつは?」

エース「魔の山に住む茨の魔女。好機で優雅、そして魔法と呪いの腕はこの七人の中でもピカイチだったらしいぜ」

「全部説明させやがったコイツ」

マジで消されやしないだろうか。心配で仕方がないぞ私は

「君らはこの世で一番恐ろしい黒鼠を知るべきじゃない?」

グリム「ネズミなんて、別に怖くないんだぞ」

エース「何におびえてるんだ?・・・まぁ、全員クールだよなー。どっかの狸と違って」

グリム「ふなっ!?」

あ、なんか嫌な予感だ