第四百四十四話 トレース?近いね ページ48
「『あなたはきっと、私の呪いに縛られて一心不乱に生きていたのでしょう。でもどこか歪んでしまった。間違えてしまった。私と同じように』」
D「・・・ま、さか。そんな、はず」
「『デイモン。私はあなたを誇りに思っています。こんな私の意見を聞き、私の願いをかなえようと必死に考えてくれたあなたを、誇りに思っています。ですが私は、泣く子を黙らせるのではなく、そばにいて、優しく泣き止ませてほしかったのです』」
D「エレナ・・・君、なのか」
いっておくけど、これは別に私の中にエレナの魂があるわけじゃない
ただキリィの記録した通りの性格でシュミレーションして、トレースしただけ
「『デイモン。私はあなたを誇りに思います。私はあなたに、感謝しています。私を忘れずにいてくれたことを、私のために生き続けてくれたことを。ですが、ですがもう、いいのです』」
D「・・・エレナ。エレナ・・・!お前を救えなかった私を、許してくれ・・・」
幻覚が消えていく
Dの姿が掻き消える
D「・・・私はやはり、あなたは受け入れられません、沢田綱吉。ですが、やり方を見てもいいと思っている」
ツナ「・・・」
D「ボンゴレの名を汚すことだけは許しません。ボンゴレは、エレナの愛したものだから」
・・・さて、お仕事終わりかな
あー疲れた
D「・・・Aに気をつけなさい」
ツナ「え」
「私?」
D「沢田綱吉。神々Aという人間は・・・いや、『バケモノ』は、けしてあなたの味方ではありません」
ちょっ
「てめ今化け物って・・・消えんじゃねぇ糞が!」
最後に爆弾残しやがって!殺す!
死んでた!殺せない!なんてことだ!
第四百四十五話 契約?だからね→←第四百四十三話 決着?理解
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