第二百九十六話 戦術?動いてるねぇ ページ50
【A】
彼ら視点でも面白いが、大きな動きが出るまで私でもいいでしょ、うん
「おぉ、情報かく乱してる」
リボーン「どうやって指示を出してるんだ?」
「ん、多分それぞれに何かしらのモノを渡されたと思うのよ。それを利用して現在位置と視覚を共有してるんだと思うぜ。マルチタスクよ」
入江「そんな技術、あの基地には搭載してないんだけど・・・」
「そりゃあれだ。キリィの特異能力だからさ。んー」
リボーン「不満そうだな」
「いや、実力出せてないね、あれ。生命力の処理に思ったよりリソース取られてるのか」
入江「あの把握能力でかい!?」
「本来であれば、おそらく認知した時点で能力や性格、戦術等々全部わかるはずなんだけど」
入江「そ、そこまで」
「今じゃ位置と、誰と接触したかぐらいしかわからんのじゃないかなー」
なかなか不便そうだ。イライラしてるもん
・・・お？
「ツナが敵と接触したみたいよ」
リボーン「あぁ」
敵は・・・霧の奴かね
ボックスからライオン出てきた
かわいー
「ところでボンゴレボックスの修行最後まで見てなかったんだけど」
リボーン「そうか、驚くと思うぞ」
驚く?
リボーン「ボンゴレボックスってのは、ボックスアニマルが武器そのものになる、ボンゴレが独自に改造したボンゴレボックスなんだ」
「ほう」
リボーン「しかも、その武器は初代が使っていたボンゴレ武器だ」
初代・・・というと
リボーン「ツナのボックス兵器は、すべてに染まりつつ、すべてを飲み込み抱擁する大空。
ジョットじゃん
もうあれジョットじゃん。髪色違えばジョットだよあんなの
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