第二百七十八話 作戦？練ります ページ32
さて、いろいろと日常的なことが起こりつつも
とりあえずはミルフィオーレ・・・もとい、白蘭に対抗する作戦も練らなきゃいけないわけで
「呼び出し食らいまして！」
ブイオリヒト「おれふぉか」
「何食べてんのあんた」
え？ポップコーン？・・・多くね？
そして一体だれが作ったんだろうか・・・
入江『全員そろったようだね』
お、テレビ電話だ
とりあえず話を聞く流れで良いのだろうか
リボーン「正一、この間の話を全員に聞かせてやってくれ」
獄寺「前に、白蘭の言ってたチョイスってやつのことだな」
入江『あぁ。チョイスっていうのは、僕と白蘭さんが昔造ったウォーゲームの一種さ。あらゆることを選択して戦うんだ。だから、『チョイス』』
・・・なるほど？
入江『プレイヤーは二つの軍に分かれて、戦場となる場所を用意する。そして兵士ユニット、本陣を選び、勝敗を付ける。報酬は敗者の好きなものを勝者が選ぶ。そういうゲームさ』
「基礎ルールはあれだね、イカちゃんやらと似てる」
ツナ「・・・イカちゃん？」
入江『最初は簡単だったんだけど、その、僕がのめりこんじゃって。最終的にはコンピューターゲームになって、基地がフィールドを走り回るようなゲームになっちゃったんだよね・・・』
「それはそれで面白そう。でもそれリアルにやるとすると・・・えー」
入江『正直、ゲームを現実にやるってのは無謀、というか不可能に近いんだ。でも、白蘭さんなら・・・』
やりかねん、と
妙な信頼というか、その辺があるよね
ツナ「えっと、入江さん。具体的なルールを教えてください」
入江『あ、えっと、戦士ユニットは事前に話し合って決めるんだ。ただし、五人必要なのに四人しかいなかった、みたいな状況になった場合、不足したチームがその時点で負けとなる』
厳しいな、それ
入江『あと、フィールドも事前に決める。場所はそれぞれだけど、直径十キロの範囲ってのは共通してる。あとは基地の場所も、規定の大きさを越えなければそれぞれの陣営の予算内で自由に作ることができる』
「ふむふむ、ふむ？」
ちょっとよくわかんなくなってきたぞ
入江『兵士はおそらく、ボックスとリングを持った君たちがやることになるだろう。問題は、宿泊施設、時には攻撃起点となる基地要塞が、僕らにはないことだ』
ジャンニ―ニ「そ、それって、実際に現物基地を用意しろと!?」
第二百七十九話 時間?ないね→←第二百七十七話 クローム?まぁ・・・
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