第二百四十六話 打たれた?痛そう ページ50
ルカン?「・・・」
あ、倒れた
入江「・・・悪く思わないでくれ。少し、眠ってもらうだけだ」
打たれた?
打たれたんだろうなーあれ
入江「あぁ、暑い。もうクタクタだ。一時はどうなることかと思ったよ」
「おや？入江の様子が」
でっでっでっでっでっでっでっでー
入江「沢田綱吉君、ファミリーの皆さん・・・っと、よくここまで来たね。君たちを待ってたんだ。僕は、君たちの―――」
ルカン?「味方、といったら潰すぞ」
進化キャンセルされてしまった
背後にルカン君立ってますよ、入江君
ツナ「なっ!?」
入江「・・・そんな。いくら何でも、あの距離で」
ルカン?「当たると思ったか?・・・なぜ俺が、お前の秘書として配置されたと思ってる」
入江「まさか、白蘭さんが―――」
獄寺「お、おい。どうなってんだ?」
ラル「仲間割れ・・・？」
入江の頭部に銃を突きつけるルカン君
あーひきがねが、ひきがねがひかれそう
ルカン?「アイツがこれを予想してなかったと思ったか?舐めすぎだ。お前らのたくらみはほぼ全部筒抜けだったぞ。・・・こっちには俺がいたからな」
入江「っ、そうか。なんで気が付かなかったんだ。いくら改造されたとはいえ、君は―――」
「ボンゴレの闇夜の守護者、と」
・・・うん
「グダって来たからやめようか!」
ツナ「え、A?」
獄寺「まさか、お前、最初から・・・!!」
とてとて走って
銃を投げ捨てたルカン君に拾ってもらって
ルカン?「しかしまぁ、ずいぶんと小さいな。その様子だと成功したみたいだが」
「私ほぼ記憶ないように作られてるからよ―わからんが、まぁ成功したんじゃね?」
ルカン?「面白かったか？」
「途中から笑いをこらえてたともさ」
とりあえず私は小さい体のまま、灰色の髪の毛をよじ登り
「おっつー、ブイオリヒト」
ブイオリヒト「良い余興だったな」
コイツルカン、てか私じゃねぇ
人格の一人、ブイオリヒトだわ
「安心してほしいんだけど、入江君と同じく裏切り者よ、彼。あ、もちろんミルフィオーレにとってね」
ツナ「・・・え、は？」
リボーン「・・・カオスだな」
ブイオリヒト「それ少し早いな」
とりあえず全員混乱してるね
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