第二百二十九話 アラート？まぁだろうな! ページ33
アラートが鳴り響く
うんまぁ
「だろうね！」
ラル「すぐに警備システムを破壊するぞ！」
ツナ「うん」
「ジンジャーは良くも悪くも有言実行するからなー。すまんね」
ラル「どちらにしろ、奴があの場に現れていた時点で俺たちのことはばれていた。お前のせいじゃない」
「まぁ私のせいとは割とみじんも思ってないけど」
ツナ「いや、そこは少しは思ってた方がいいんじゃ」
「嘘つけないの私。嘘だけど」
でも敵のジンジャーが悪いし。私むしろ撃退したんだからよくない?
「まーとにもかくにも警備システムやれたんだからいいんじゃねーの？まぁこの程度で向こうが情報を得られなくなるとは思えないけど」
ツナ「え？」
「もし私がいるのならの話だけども。まぁそれはそれとして、この後どうするよ」
ラル「おそらく敵は俺たちの位置が、具体的ではないにしろ把握しているはずだ。こうなった以上、当初の予定通りに俺が・・・グッ」
ツナ「ラル!?」
「おっと」
びっくりした
「ふらついてる、というか普通に基地出てからしばらくたつし、非7³の浴びすぎだろーね。なり損ないとはいえもーそろキツイっしょ」
ツナ「そういえば、ラルもアルコバレーノ、なんだっけ」
獄寺「その『アルコバレーノ』って一体何なんだ？」
おや？
獄寺「リボーンさんもそうだが、アルコバレーノにだけ効くノントゥリニテッセとかいうよくわからない物質といい、リボーンさんたちの強さといい・・・一体何なんだ?」
ラル「・・・俺からいえることはない」
獄寺「なん」
「リボーンが伝えてないんでしょー？なら私も伝えねーよ」
ツナ「やっぱり、Aは知ってるんだ」
うん？
あぁ、確証があったわけじゃないのか
「まぁまがいなりにも。長生きしてますし。長生き？まぁ長生き」
それにまぁ、いろいろ聞いたし
「だからこそ本人たちが話さないなら私が話すことはないよー。正直どこまで話していいのかわからんし」
・・・おっと
「とりあえず無駄話はここまでとしましょう。ラルをおとりにする作戦だったがこの調子じゃ難しいだろうし・・・どーする？」
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