第二百二十七話 討伐？まぁうん ページ31
ジンジャー「僕は君たちを報告する義務がある。まぁ、消しちゃうのもいいんだけどね。君のコロネロみたいにさ」
・・・コロネロ。アルコバレーノ
笹川「貴様！師匠に何をした！返答によっては」
ジンジャー「まさか。僕は手を下してないよ。そもそも非7³を浴びたら死にかけの虫みたいになるんだよ？わざわざ僕が手を下すまでもない。僕はただ、残酷で笑える最後の方法を提案して、眺めてただけ」
んー
「わったしやるー！」
ツナ「A!?」
ラル「待て。ここは俺が」
「冷静さを失ったやつは負け確なの知ってるか?」
ラル「っ」
「知り合いだしねー私にやらせてよん」
・・・さて
体の大きさを変えて
「Hey、ジンジャー。一対一の勝負をしようぜ。考えてみりゃ禁止されてたせいで戦ったことはなかったんだ」
ジンジャー「見たところ君、僕と同じなんだろう?力そのものである僕と、ただの媒体である君。勝負になると思う?」
「うーん、正直勝てないよー？元の私ならともかく、今の私は力あんまないし」
だけどまぁ、回数は少ないけど使える力はある
ジンジャー「まさか、その指輪で戦うつもりかい?」
「Yes」
指輪に炎を灯す
属性は、雨がいいかな
ジンジャー「・・・まさか、その炎」
「純度は高いぞ。だから質量使うのよ」
右手こぶしにまとわせて
そのまま殴り掛かる!
ジンジャー「早ッ」
ぼっこぉ!
うーん、きれいに頭吹っ飛んだ
ツナ「死ん、ちがう、人形!?」
「ドールなのよ、ジンジャーは。・・・予備があったのか。面倒な」
なんか死んでない可能性も出てきたなー
まぁ、いいか
「たぶん情報は向こうに伝わったと思うよ。逃げただけだ」
ラル「・・・やはり、無理か。奴はここ数年、ファミリーが滅亡するような構想では必ずも苦言されている不吉なヒットマンでな」
「むぅ」
ラル「Aはしっているようだったが・・・」
「過去にもいるからね、ジンジャーは。・・・そうか。考えてみれば敵なのか。そうか」
ツナ「あの、Aも大丈夫?知り合いだったなら―――」
「あー大丈夫。殺したい間柄って感じだから」
ツナ「どんな関係!?」
ラル「それより、ジンジャーが敵に情報を伝えたのであれば一刻も早くここを去るべきだ。・・・早めに任務を遂行しよう」
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