第二百八話 料理？うめぇ ページ12
さて、食品は限られている
のだが、雲の属性って増殖するらしいのでそれをともして増やしては食ってを繰り返してる
なんか太りそう。分体なのに
ハル「はひ!?なんですかこの料理！」
京子「うわぁ、すっごい・・・!」
「いくつか持ってっていいよー夕飯用だから。残りは私」
ハル「のこり、ってこの量を食べるんですか！？」
「うん」
食べるしかないのだ
「無理！」
食べ続けるの結構苦痛ということを知りました
いやぁ辛いなぁ。暴食の罪ってのもわかった気がする
ツナ「あ、いたいた。A!」
「お？おーツナ。ご無事で何より」
ツナ「俺、歴代のボンゴレにあったんだ」
・・・お？
「おーどうだった？元気そう？あれ、でも元気そうって聞くのは変だな死んでるし」
ツナ「・・・やっぱり、あの中にいるのは」
「その反応からしてノーノもいたんかねー」
ツナ「そのノーノって、九代目のことだよね」
「そーよ。例えばツナだと十代目だからデーチモ。ほかにも
呼び方はまぁ、この辺で統一されてるね
公式の場だと私も呼んでた記憶ある。ほぼ本名呼びだったけど
ツナ「・・・九代目がいたってことは」
「ま、そんなのは今の時代の話よ、ツナ」
あ、もういっこ料理残ってた。つまんどこ
「忘れちゃいけねぇ。今は十年後だ。だけどそれは、『ツナたちが未来に来なかった十年後』だ」
ツナ「え？」
「この時代では山本の父親は死んでるらしいし、ツナの両親はようわからんし、多分九代目は死んでる。でもそれはツナの未来ではないのよ」
ツナ「えっと、つまりパラレルワールド、ってこと？」
「YES！そしてその事実を知り、ついでに身体強化を行ってる今、ツナの未来は相当変わってるはずよ」
バタフライエフェクトというくらいだし
蝶の羽ばたきで世界が変わるならこの状況だとどうなるか見当もつかないしな
「とりあえずこの時代について考えるのはこの時代の人間がすることよ。過去の人間は過去に戻って、いかにしてこの状況を打破するか考えるべきだと思うがね」
ツナ「A・・・」
ラル「ここにいたのか、沢田。時間がない、修行を再開するぞ」
おや
「ラルが見てんの？」
ラル「お前が必要ないといったからな」
さいでっか
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