序章‐11 これからの自宅ですね ページ14
立派・・・ではあるがボロボロな門
その前に連れていかれた私たちは
黒服女「では、これで」
「えっ」
おいてかれた
・・・なんとぉ
「政府が思ったより雑ゥ」
加州清光「お世辞にも綺麗とは言えないね」
「手入れしてない感じがバリバリあるねー。まぁ入ろうか」
黒服さんたちが言うには、一応ここが自宅というか、本丸になるわけだし
おいてかれたってことは入っていいってことでしょ。そうに違いない、うん
荒れ果てた庭
ボロボロの館
うーん
「酷い」
うん、酷いありさまだ。これを二人で修繕しろと?
中々鬼畜なことを言うな政府よ。言われてないけど
加州清光「あ、主。あれって」
「んにゃ?」
んー、お。なんかいる
いるというか、こっちに走ってくる。あれは・・・
「狐だ」
丸っこいキツネ。可愛い
おー近寄ってきた
?「あ―――」
「キツネかぁ。ジビエとしては珍しいけどアリっちゃアリだなぁ。今日はキツネ肉料理かなー」
?「ヒッ!?」
加州清光「食べるの!?」
「基本的に何でも食べるんだってば。狐とか、蛇とか」
・・・ん?
「というか今喋った?」
?「わ、私を食べてもおいしくないです・・・!」
「喋ってるね」
喋るキツネなんているのか。すごいなぁこの世界
?「って・・・もしや、貴方は審神者様ですか?」
「ん?まぁそうなってるね」
?「やはりそうでしたか!お待ちしておりました、主さま!」
ぬしさま
私の事か
?「私の名前はこんのすけと申します。主さまを今後サポートさせていただく管狐にございます」
管狐
簡単に言えば、竹筒みたいなので飼える妖怪みたいな
デメリット付きの座敷童子みたいな
「嘘だお前管はいらんやん」
こんのすけ「入りますよ!」
どう見ても入らなそうだけど
まだチベットスナギツネの方が入りそうだぞ
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