【刀剣乱舞】付喪神?メッチャたどたどしい『番外』 (ページ13)

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序章‐10　バラバラらしいぞ! ページ13

次の日―
・・・はて、一泊させていただいた審神者さん、出てこなかったな
へし切長谷部曰く普通に仕事してますよーみたいなこと言ってたけど

A子「・・・」

A子はなんかこっち見てくれないし
いやまぁ察してるけど

黒服女「お迎えに上がりました」

あ、この人昨日の人じゃないねー?

黒服女「それではA様、向かいましょう」

「おー・・・おー？A子は？」

黒服女「彼女は学園に向かいます」

「うん？私は?」

学園一緒に行くって話だった気がするが

黒服女「では、先にそのお話を。神々A」

あれ、なんか空気が堅い

黒服女「イレギュラーな事態が起こったとはいえ、貴方は刀剣男士を顕現させました。よって、現時刻をもってあなたを審神者に任命。これより提供する本丸にて、次の指示を待ちなさい」

かしゅーさんをみた。微笑み返してくれた
A子をみた。信じられそうな顔をしてる
私は、うんまぁ

「予想通りなんでまぁ、了解っす」

そうなるよねー知ってたー

というわけで別れます
まぁA子と離れたくないほどに仲が良かったといえばそうでもないような・・・人間に溶け込むために仲良くなったと言われれば否定できない関係性のような・・・

A子「A、私」

「おーどうしたA子。またも黒服お前のフルネーム言ってないんだぞー。突っ込み担当どうした」

A子「いやそれは・・・だって呼ばれたってA覚えないでしょ」

「うん」

A子「即答しないでほしい」

そういわれましても

A子「・・・目の事、ごめんね」

「謝るくらいならとっとと学んで自分の本丸持って私を救いにでも来ればいんじゃね?そんな展開になるとは思わないけど」

A子「・・・Aって友達いないよね?」

「作ろうとしてないからね」

お、笑った

A子「まぁいいや。私も審神者になるっぽいし・・・がんばってAを救えるぐらいになる」

「おー。がんばれー」

A子「っしやるぞー!」

うーん、よくわからんが元気が出たようで何より

加州清光「友達?」

「わからんが、よく一緒にいる子」

加州清光「そっか」

なんでかしゅーさん笑顔なのさ

黒服女「それではA様、参りましょう」

「あいーっと」

本丸ねぇ
どんな場所かは知らないんだよなー