【魔人探偵脳噛ネウロ】探偵?仲間仲間 (ページ16)

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第十六話　ヒステリア?だーれだページ16

四人ほど候補を連れてきました
そいで刺したのは

ヤコ「犯人は、お前だ!」

若奥様指さされた
・・・誰だお前

若奥様「あーあバレちゃったか。喜ぶべきなのか悲しむべきなのか・・・当然、喜ぶべきなのよね!」

ヤコ「え!?」

若奥様「結婚して子供もできて、本当に幸せ・・・でも、ぶっちゃけられねえんだよ!」

うわ壊れた

若奥様「壊したくて壊したくて、でもそれが表に出せなくて。ぶっちゃけたいんだよ!・・・でも私の本能を見せたら、きっと過程はぐちゃぐちゃ。でもみんなそうだと思う」

ヤコ「じゃああなたは、その衝動を晴らすために爆破を!?」

若奥様「そうに決まってんじゃねえか。人間やっぱぶっちゃけねーと。お前らだって本当はやりたいことがあるんだろ!?」

「ほう、ぶっちゃけていいの?」

若奥様「そうさ、ぶっちゃけていいんだよ!本能さらけ出さねーと、人間やってけねーだろ!だから、こんな時のためにもう一つ爆弾を仕掛けたんだよ」

「七十階のどこかに?」

若奥様「ッ!?」

ネウロ「先ほど、彼女はエレベーターに乗り七十階に向かった・・・恐らくそこの爆弾を確認するためでしょう」

ヤコ「七十階って・・・空中庭園!」

さて、爆弾はどーこだ

ヤコ「あそこ!空中花壇の中に!」

笹塚「っ!」

・・・ふむ

若奥様「さぁ爆発するぞ。皆本能に忠実になってぶっちゃけるんだ!」

「らしいけど、良いだろうか?」

ネウロ「貴様が良いならな」

笹塚「おい、何をするつもりだ」

「何って・・・爆弾回収?」

・・・そうだなー
とりあえずまず、壁のガラスに足をかけるじゃろ

ヤコ「跳んだぁ!?」

そんでちょっと高めの柱の上に立って、一番低い空中花壇に足をかけて
そこから配管工みたくぴょんっと

「はい解除」

ていっ
良し

「終わったよー」

あとはジャンプして着地するだけ
ふぅ

「中々にいいアスレチックでした」

笹塚「・・・すごい身体能力だな」

「だろー」

若奥様「何してくれてんだ!せっかくぶっちゃけられたのに!本能のままに、犬のように自由になりたいとは思わないのかよ!」

「自由にしろと言われたから自由にしたんだけどなんで怒られてんのさ」

ネウロ「それに、我輩の知る限りでは犬は自由ではなく、従順な生き物だと思っていたがな」

あ、決着ついた

ネウロ「・・・今日は取らないのか?」

「珍しくマジなタイプでした」

あれはほんとの人。歪み魂じゃなかった
にしては変だったけど、どしてだろーね?