【魔法使いの嫁】赤毛?・・・誰!? (ページ41)

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第四十話　兄弟?大切にページ41

うむ分からん

「何故プレゼントは武器が多いのか・・・ふっしぎー」

ちょっと気に入ったけど
『時の空間』に飾っておこう

とりあえず教会のサイモンにも短剣をもらったんで、お礼をば
チセも違うものだが貰ったらしいし
エリアスもついてきてるけど私は実体化中

「むぅ、服を変えるのは好きだけど、なんかこう、厚着って苦手」

チセ「でもきないと寒いでしょ?」

「そーでもない。温度感じないので」

チセの中にいる時は感じたけども
・・・と？

「おっと、大丈夫かい少女や」

少女「男の子を見なかった!?」

チセ「見てない、けど」

少女「っ!」

何だ一体

『どうしたんだ急に・・・』『弟がいなくなったって』『あの子に弟はいないだろ?』

ん？

チセ「エリアス」

エリアス『あぁ、いいよ』

あ、エリアスは影の中ね
ルツは外に出てます

追いかけてみた

少女「私、ステラ・バークレム。クリスマス休暇でおばあちゃんちに来たの・・・私、イーサンを庭に連れてったんだけど、アイツ、体弱いくせに家に戻ろうとしなくて、喧嘩しちゃって」

・・・まぁ、喧嘩別れしたっぽいね

少女「私、イーサンがいないって言ったの!なのに、誰も覚えてなくて・・・!」

エリアス『ふむ・・・それは奇妙だね』

エリアス?

エリアス「君は、どんな対価を支払ってくれる？」

少女「対価・・・？」

「!?」

ち、チセがボーイッシュな声でしゃべった!
というか喋らされてる!

エリアス「僕らは人を助けるとき、見合った対価を求める。君は僕たちに何をしてくれる?」

少女「お、お菓子!」

ふぇ？

少女「わ、わたし、月に一度は返ってくる。その時、たっくさんお菓子を作ってくる!お金が良いなら働く!一生かかっても!だから!」

エリアス「いいよ、それが対価だ」

チセ「ありがとうございます」

あ、にゅっと出てきた

少女「モンスター!?」

何か笑えた

「とりあえず、はぐれたところまで移動するかー」