【魔法使いの嫁】赤毛?・・・誰!? (ページ35)

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第三十四話　杖?おぉページ35

杖の芯には髪の毛を使う

「おっと黒刃・・・をぐにゃりと」

昔使った杖型に
やっぱしっくりくる・・・けどこれはチセに持たせたら危ないな
うん、直感がそう言ってる

チセがすごい集中力だった
それは兎も角

「きれいだなー」

コケに花が咲きました
リンデルが咲かせたともいう

チセ「わっ」

「おぉ？踊ってる」

あれは・・・エルフだっけ?こっちじゃ精霊扱いだね
有無、中々に幻想的かな

ルツ「A」

「おぉルツが私の所に。どうしたの?」

ルツ「ぶらっくこーひーって苦いか?」

「飲みたい?」

ルツ「口の中が甘い」

見れば、そこにいたのは水をのぞき込むチセ
あ、エリアスがうつってる

「うん、今入れるから待ってて―」

私も飲みたくなってきたー
物理的に砂糖はいてやろうか。できるぞ

杖の基盤ができたので、仕上げをします
まぁ私は見学だがね

「・・・宝石投げつけて魔法発動!」

キリィ『世界変わるからやめろ』

そうですね。私は予算がいっぱいあるから無尽蔵に投げられるけど
ん？それもありだな。魔法縛りして投げたのが当たったら発動するタイプの考えよう
そろそろ紙人形も飽きて来ちゃったし

リンデル「―――よし、できた。これがお主の杖だ。大切にしなよ」

チセ「―――！」

ん？

リンデル「チセ？」

チセ「ネヴィンに、会いました」

リンデル「ネヴィンに・・・？」

あの老ドラゴンかな？
ふむ、いい顔をしてるな

チセ「ルツ、A!」

「おっと察した。『変化』」

チセの中に収納されました
・・・お？なんかやろうとしてるな？

チセ「お願い、あの人の所へ、繋いで」

お、杖が光った

『行くの?』『飛ぶんだ』『貸してあげる』『炎の翼で!』

わお、炎の要請が大量発生
・・・なっ

『フェニックス、だと!?あ、しゃべれない』

キリィ『今集中を解いたらとんでもないことになるぞ』

そうですね、おとなしくしてます
頑張れー!チセ―!

エリアス「・・・チセ?」

チセ「・・・あ、あれ？」

飛ぶとは思わなかった。私も
跳ぶと思ってた

エリアス「お帰り、チセ」

チセ「ただいま戻りました。エリアス」

・・・うん

「エリアス限界。スヤァさせて」

私にまで反動が来たぁ