【魔法使いの嫁】赤毛?・・・誰!?

第二十二話　帰宅?暴走 ページ23

チセの中に戻りました
戻るというと妙だけども

「いやだってね、チセちゃん。きみらのあまあまな空気に私の身一つで入れるとでも?いや無理だと思う」

チセ「甘い・・・？」

「・・・かつての私を思い出すが、アレはまだフェイが自覚あったんだよな。けどすれ違うどころか進展しまくるこの二人何だろう」

エリアス「会話しているところ悪いけど、ころころと表情と声色が変わるとさすがに僕もびっくりするね」

「なれって大事よエリアス。今はどっちにも慣れるような状況を喜ぶべきさ」

私の扱いは私にとっての人格
勝手に喋るぜ。でも動くのはチセよ
たまーに能力で援護入ります

「あと私が入ってると若干チセの魔法使用の負担が軽くなったりする。入ってた影響か魔力を生み出すってのはコツをつかみ始めたからね」

エリアス「魔法使い真っ青だね君は」

「それが私じゃよ」

たまには自分の姿に戻るけどね
言い方悪いけど、寄生って便利よ？







魔法使いの修業中
本格的に魔法を教えるようになったので、私もチセの中で勉強中

「・・・ふむ、魔法というからてっきり、ハリポタやマギみたいな想像をしてたけど、どちらかといえば呪い師みたいに見える。言い方を変えれば純正な魔法使いだね」

チセ「Aは、これ以外の魔法使いを見たことがあるの?」

「うむ。杖を振れば火が出るタイプの、いわゆる漫画そのものの奴よ。個人的にはこっちの方が好き。魔法っぽい」

ハリポタもあれはあれでそうだけど、ちょっと違うような気がするし
こっちの方がキラキラしててきれいだ

エリアス「チセ、A。ちょっと出かけるよ」

チセ「はーい」

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