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8 ページ20

わからないことだらけ。

智さんに聞いても



「俺には聞こえるんだ」



それしか言ってくれない。




『私の声って、どんな声？』



「ん？……可愛い声」




自分の声も忘れてしまっていた。

もう何年も病院に行ってない。


精神的なもの……

だから病院は私を手放した。



何も病院ではできないと見放された

仕方がないことなんだ。




「おやすみ、A」


今日も智さんは私を抱きしめて寝る。

智さんは私を抱こうとはしない。



それでいい……それで……

私みたいな汚い物に染まってほしくない。

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設定タグ：嵐 , 大野智 , sumika   
作品のジャンル：恋愛
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作者名：sumika | 作成日時：2018年1月26日 21時

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