45(その頃ナゴヤ)十四「漆黒に染まりし人類の癒し」獄「おい十四逃避してねぇでおぐらの吐いた毛玉処理方法調べんの手伝え!!」 ページ45
父さんが予約してくれたのは、高級焼き肉店だった。
焼き肉に行くことはあっても、高級焼き肉は久しぶり。
くうが眼を輝かせながらお肉を焼こうとトングに手を伸ばすと、月夜くんが慌てて口を挟んだ。
「くーこーさん僕が焼きますよ!! くーこーさんは食べるだけで大丈夫です!!」
「お、おう……」
「任せてください!」
任務を任された月夜くんは生き生きしていて、次々と運ばれてくるお肉を焼き、良い色になれば皆のお皿に配った(くう優先)。
しばらくわいわい今までのことを話し合って、
デザートのアイスが運ばれてくると、父さんが口を開いた。
「A、波羅夷くん、月夜君、君達に、大事な話がある」
そこで初めて、九恩さんが少し顔を歪めた。
「Aの、実の母親の話だ」
体が強張る。
私の記憶にないくらい昔に蒸発したらしい、母さん。
一体、どんな人なんだろうか。
「最初に言っておくが、あの方と俺の間に、愛情は無かった」
「は……」
「きっとAは許してはくれないだろうが、俺は、Aを愛していたよ。今もな」
「おいオッサン、」
「くう、大丈夫。父さん、続けて」
くうが立ち上がりそうになって、宥める。
「……俺のことは、家に帰ってからゆっくり話そう。で、だ。Aの母親だが」
「有名な方だから、皆知っているだろう」
「Aの母親は、内閣総理大臣であり中王区 言の葉党の党首」
「東方天乙統女だ」
46 実の母親と、兄 (※激しい捏造をしています)→←44「やったねくう! 家族が増えるよ!」空却「おいバカやめろ」
243人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ヒプノシスマイク」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
kouboukun@46猫恋__(プロフ) - うわ、私の彼氏イケメン見て、すぐ出た言葉 「いや、まじそれな?」 (2020年12月12日 21時) (レス) id: 50346d323c (このIDを非表示/違反報告)
ニーナ - 24の 憧れてしまえば、越えられないってハイキュー!の影山の名言ですか?2回めの青葉城西戦の! (2020年9月5日 7時) (レス) id: 661e8c572a (このIDを非表示/違反報告)
Lollipop* - 空却くん可愛い!嫁にしたい(@_@) (2019年10月21日 18時) (レス) id: 9175532e2c (このIDを非表示/違反報告)
空炭 - 面白いです!この小説が、終わっても、読み続けます!応援してます! (2019年10月19日 15時) (レス) id: 71d761d1e6 (このIDを非表示/違反報告)
空麦 - 面白いです!これからも頑張ってください! (2019年10月2日 2時) (レス) id: c4e2515f38 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:紫 | 作成日時:2019年10月2日 0時