検索窓
今日:2 hit、昨日:3 hit、合計:157,161 hit

17乱数「(まだまだ悩む年頃だね、この三人は)」 ページ17

「久しぶりだねー、A」

「はい……」

「元気だった?」

「まあ、ぼちぼちです」

「率直に聞くけど、一郎のこと気にしてるでしょ?」

「えっ」




"A"


"空却のことは俺も認めてる"


"Aが空却のことすきなのも、知ってる"


"でも"


"俺は、"



「気に、してます……」


「でも私は、私の一番はくうだけなんです」

「だけど一郎も、大事なんでしょ?」

「……はい」



一郎は、私の特別。
くうとは違う特別。

はじめて出来た親友。


私は女だからNaughty Bustersのメンバーにはならなかったけど、仲間のように側にいさせてくれた。


「ま、せっかくこっち来たんだし会ってみたら? 会い辛かったら僕も行くしさ」

「一郎と、会う……」


できるかな。

すこし、不安だ。




スマホの着信が鳴った。

「と、すみません乱数さん」

「いいよー。出なー? かれぴじゃない?」

「かれぴって……」


乱数さんと二人話していた乱数さんの家から近い公園のベンチから離れ、スマホをタップし耳にかざす。

「もしもしくう?」

『よお、A』

「どうしたん?」

『おぐらとてんむすが寂しそうだぜ』

「あはは、私も寂しいけん。あ、そうだ乱数さん達に会うたばい」

『え、達って?』

「乱数さんと、帝統さんと、夢野先生」

『は?』

「夕食さっき一緒に食べた。乱数さん変わらんねー」

『……』

「くう?」

『警戒心無さすぎなのも考えものだな』

「え?」

『じゃあな。A、おめぇは拙僧のもんてこと忘れんな。ま、自覚させてやっけどな』

「くう? ちょい、ま、」


ぷつ、と連絡が途切れてしまった。

クエスチョンマークを浮かべながら乱数さんのところへ戻る。


「ん? どうしたのー?」

「おや? くうの ようすが……???????」

「え??」

18乱数「ちゃんと送ってきた?」帝統「当たり前! 今度ポッセでナゴヤおいでだとさ。観光案内してくれるって!」幻太郎「ほう……ナゴヤ舞台の小説もいいかもしれませんね」→←16幻太郎「小生のファンになってくださりありがとうございます」「と、とんでもないです……! 先生の綴る言葉遣いが大好きなんです。幻想的で深く情景の浮かぶ感じだとか、あと展開の想像が毎回つかなくて読むにつれて世界に入り込んでいってしまうとことか、あ、あとそれから、」帝統「おー珍しく幻太郎が赤くなってっからその辺にしてやれ」



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (113 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
243人がお気に入り
設定タグ:ヒプノシスマイク , ヒプマイ , 波羅夷空却   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

kouboukun@46猫恋__(プロフ) - うわ、私の彼氏イケメン見て、すぐ出た言葉    「いや、まじそれな?」 (2020年12月12日 21時) (レス) id: 50346d323c (このIDを非表示/違反報告)
ニーナ - 24の 憧れてしまえば、越えられないってハイキュー!の影山の名言ですか?2回めの青葉城西戦の! (2020年9月5日 7時) (レス) id: 661e8c572a (このIDを非表示/違反報告)
Lollipop* - 空却くん可愛い!嫁にしたい(@_@) (2019年10月21日 18時) (レス) id: 9175532e2c (このIDを非表示/違反報告)
空炭 - 面白いです!この小説が、終わっても、読み続けます!応援してます! (2019年10月19日 15時) (レス) id: 71d761d1e6 (このIDを非表示/違反報告)
空麦 - 面白いです!これからも頑張ってください! (2019年10月2日 2時) (レス) id: c4e2515f38 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2019年10月2日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。