2空却「今度水族館行きたい」「え、ばり行きたい。私シャチ見たことないんよ」空却「予定立てっか!!」 ページ2
付き合いはじめて、数年。
二人はナゴヤに居た。
「くう、好きたい。手ぇつなぎたい。だめ?」
「ん」
「はは、くうスマートに差し出したけど顔赤い」
「Aの声と顔が色っぽすぎんだよ」
「くうも綺麗だよ」
「拙僧はかっこいいって言われたい」
「くうがかっこいいのはとっくに知っとるけん」
「ん〜好き!! A可愛い!! あぁ拙僧のA可愛い!!」
「ちょ、街中で抱きつかんとって! はずい!」
「縮め!! 付き合いたての小学生時代はクラスどころか学年で一番小さかったのに……」
「くう168だっけ?」
「A170……あれ、いくつだ?」
「173!」
「縮め!!!」
「そんなこと言われても無理」
「ああー!! 拙僧はラップのスキルもだけど身長がほしい!!」
「平均やけんだいじょぶだいじょぶ。私身長で恋人の価値決めることないし。くうが良いとこいっぱいもっとるの知っとるけん」
「好きーーー!!!! はよ家帰っていちゃいちゃしよ」
「いちゃいちゃとか言うなはずかしい!」
くうにデコピンして、恋人繋ぎをする。
恋人繋ぎは何回かしているのに、くうのしているリングが当たってその冷たさと子供体温のくうのあたたかさが違和感でむずがゆい。
「くう、あのさ」
「どした?」
「てぇ離していい……?」
「え、なんで?」
「くすぐったい……」
「指輪か。なれねーなーお前」
「う……」
「じゃあ拙僧の言う通りにしてくれるんなら離していい」
「え」
くうが言ったのは、私にはハードルが高かった。
でも、すごく恥ずかしいけど、指輪は当たらないからくすぐったくはないしいいや、と従うことにした。
「彼氏感アップだな!」
「ご満悦か。恥ずかしくないくうすごい」
くうが言ったのは、私がくうの腕を組んで歩くことだった。
くうに体を密着させることになるし、恥ずかしい……。
でもまあ、くうが喜んでるからいいや。
「このまま家帰って押し倒していい?」
「無理もっとはずかしい!! ていうか外でそげんこと言わんで!! バカくう!!」
「キレ方かわいい」
3空却「シャチのぬいぐるみ欲しいのか?」「……うん」空却「買ってやんよ。彼氏だかんな!」「うわ、私の彼氏イケメン」→←1「くうどげんしよった?」空却「お前の方言聞きなれねぇんだよ……」「嫌い?」空却「好きに決まってんだろ言わせんな」
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kouboukun@46猫恋__(プロフ) - うわ、私の彼氏イケメン見て、すぐ出た言葉 「いや、まじそれな?」 (2020年12月12日 21時) (レス) id: 50346d323c (このIDを非表示/違反報告)
ニーナ - 24の 憧れてしまえば、越えられないってハイキュー!の影山の名言ですか?2回めの青葉城西戦の! (2020年9月5日 7時) (レス) id: 661e8c572a (このIDを非表示/違反報告)
Lollipop* - 空却くん可愛い!嫁にしたい(@_@) (2019年10月21日 18時) (レス) id: 9175532e2c (このIDを非表示/違反報告)
空炭 - 面白いです!この小説が、終わっても、読み続けます!応援してます! (2019年10月19日 15時) (レス) id: 71d761d1e6 (このIDを非表示/違反報告)
空麦 - 面白いです!これからも頑張ってください! (2019年10月2日 2時) (レス) id: c4e2515f38 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫 | 作成日時:2019年10月2日 0時