許嫁141 ページ19
前言撤回、来なくてよかった。
「Aどうゆうことレオ様がいるなんて！！」
「あぁ！インスピレーションが！！」
ややこしいのが増えただけだった。
この二人波長合うね。
「さっきそこでラジカセ背負ってダンスして鼻歌歌ってただけ、何の用？」
「あぁ、さっき借りたハンカチ返すの忘れてて」
「あぁはいはい」
有栖月永さんのファンなら握手でもしてくればいいのに。
ちなみになんだこのメンヘル乙女モードの有栖は。
怖いんだけど。
「有栖、行って来れば？」
「えぇ！？恥ずかしい！！」
前のあのガツガツどこ行った？
「いいから行って来い！」
とドンッと背中押すと月永さんは案の定気付いたようだ。
「ひひひ姫夜有栖です！！ふ、ファンです！！サインいいですか！？あと握手いいですか！？」
出されたら凄い勢いで言いきった。
「おぉ！Knightsのファンか！？」
「主に貴方のファンです！！」
顔を真っ赤にして言うとキョトンをした顔をした月永さんは次の瞬間笑顔になった。
「おぉ！俺のファンか！嬉しいな！それにお前明るくて面白いな！面白い奴は大好きだ！」
と言いながらサインをして有栖と握手をしていた。
よかったね、有栖、目当ての人と会えて。
「は、初めてライブ見たときからずっとファンでした！これからも頑張ってください！！」
と言ったとき。
「leader！…あ…」
「あら、Aさん月永先輩と一緒にいたんですね」
「あ、朱桜くんと榊原さん」
この二人のセットがもう自然になってきた。
「月永先輩がまた抜け出して大変でしたの」
「おぉ！スオ〜！サキ！」
そんなこと言ってたら、泉くんと鳴上さんと朔間凛月さんが来て月永さん連行された。
そのとき鳴上さんには「仲良くしましょ？」と言われたけど。
有栖？握手時から放心してたよ。
＋＊＋＊＋＊＋＊＋＊＋＊＋＊＋＊＋＊＋＊＋＊＋＊＋＊＋＊＋＊＋＊＋＊＋＊＋＊＋＊＋＊＋＊
この小説だけでもレオくんには希望を残しました！
有栖みたいな天真爛漫の子なら噂にも惑わされずレオくんを応援しそうな気がして。
ずっと謝って自分の手を噛んでまでそうやって作曲やって…。
そのスランプから救ってくれたのは泉なんでしょうか？それとも妹のるかちゃんなんでしょうか？
いや〜謎ですね。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 66人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ディー＆ダム(プロフ) - 誰がしゃべってるのか分からないので、分かるようにしてもらえるとありがたいです!誰 (2017年5月19日 23時) (
レス) id: 9c7bed322d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：歌菜子 | 作者ホームページ：
作成日時：2017年5月10日 15時
