妖怪ウォッチと言ったのに『文スト×妖怪ウォッチ』

【6】空気ダゼ。 ページ6

私の手についていたのは妖怪ウォッチ初代、白色の妖怪ウォッチ。


そして改めて周りをよく見てみると、
他にもリュックサック、それから妖怪パッドが落ちていた。
ウィスパーが待っている妖怪パッドである。



リュックサックを拾い上げ中を確認すると、

中には妖怪大辞典が入っていた。しかもキャラ全部そろってる。


神が用意したの？用意周到すぎて引くな←



というかここまできたら妖怪ウォッチでよくね？なんでわざわざ文豪ストレイドッグスなの？

本当に意味不明、否、まだ文ストとは決まってない。


こんな路地裏に中学二年生が一人、しかも哀れな死に方したトリップ少女がいるってヤバいな、
そして余り動揺してない私もヤバイ((自覚はある。



『でもまぁどうでもいいや、ここまできちゃったし、

早速使ってみるかねー？

実力確かめたいしさ、まずは定番のジバニャンを……』








______おい！！居たぞ！殺せ！！




突如として、そんな声が聞こえた。


えっ！？私！！何にもしてないよ！？(ﾟωﾟ)
それどころか最近までこの世界におらずオタク生活送ってたぞ！？

多分戸籍もない明らかにおかしい存在だよ！？普通だけど！(違う)



親父「ひぃっ……！！きたぁ！いやダァ、死にたくないよぉー！

お願いだ、絶対に別れるから、俺を助けてくれぇ……っ！！」


黒服「囲め」



ｶﾁｬ……




親父の周りを大勢の黒服きた人が囲む、全員機関銃を持っていて、

親父に向けた、いつでも撃てる体制だ。




え？実況中継してる私はどうしてるかって？



何もせずただ空気になってるぜ☆←

いきなりのサスペンスに全然ついていけないよ、後怖い。


親父がなんとなく哀れだけど、死亡フラグ立てた人間って救えるもんなのか？

突っ込んでったら私が死ぬな、トリップ人生が秒で終わってしまう。



って！イタタ！最低って言いながら石投げないで！？









仕方がない、あの親父後でしばくけど、助けてあげるよ！

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