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B2 過去12 ザックside ページ12

ふと頭上を見上げると雲一つない夜空には


黄色に輝く大きな満月が浮かんでいた


(ザック)
「殺されてんじゃ、ねぇよ…」


俺はもう老人が帰っくることの無い


あの廃墟のような家に帰って眠ために


Aを呼ぼうと思って周りを見渡した


するとAは真っ二つに折られた


老人のステッキを拾い上げて


小さな声をもらした


(A)
「ごめんなさい、さよなら…」


そう言ってステッキを少し握りしめたかと


思ったらステッキをほおり投げた


するといつもと変わらない笑顔で俺に言った


(A)
「帰ろ… で、色々と準備したら

あの家を出てザックのしたいことを

しに行こ私はザックについてく」


そう俺に言うあいつの顔をは月明かりに


照らされていて嘘みたいな笑顔に見えた


そのあと家に帰りついた後にしたものが


俺とAのイカれた約束の2番目だ


今思えばあの時からかもしれねぇ


あの2番目の約束をした時から


あいつは俺以外に興味を失った


例えば命乞いをする人間やら子供から


老人でも俺が殺したいと言うならば


何も言わずに協力した


あの時は何もわからなかったが


あいつはきっともう失うのが怖くて


でも他人と俺を天秤にかけたら


俺がずっと勝ってるんだと思った


自分の命さえ俺には勝てない


きっとあいつは俺の約束に縛られてる


でも、1度だけ俺に反対したことがあった


いつも通り夜の街で誰を殺してやろうかと


考えていた時に路地裏に3人の親子が


笑いながら幸せそうに入った


路地裏はちょうどよかったから今日は


こいつらにしようそう言ったら


珍しくあいつは反対したんだ


「ザックやめよあの家族偽物だよ」


たしかその家族の子供がAより


少し小さくて金髪で青い瞳をしていたのは


覚えている


俺との約束があいつを縛っているそう思った


でも、俺はもうあいつを離すことはできねぇ


レイに教えてもらったこのもやもやの


正体がわかったから


寝ている場合じゃない…


俺が闇で手を伸ばすと声がした


(?)
「ザック!」


その声はレイか…?Aはどうした


俺があいつの手を握っでやらないと


すぐどっか行くからな


現状を確認するために重いまぶたを上げた

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名無し(プロフ) - っっっ‥‥‥‥【ナナシ ハ セン ノ ダメージ ヲ オッタ】好きです!!!これからも更新頑張ってください!!!😭 (3月26日 17時) (レス) @page46 id: 9f491c41ca (このIDを非表示/違反報告)
さつてんと舞台最高! - 泣きたい,,,皆様が書く殺戮の天使の小説は神すぎて泣いて笑ってハハハハハですよ!もう神✨頑張ってください😭 (6月5日 22時) (レス) @page46 id: 8b47d12e98 (このIDを非表示/違反報告)
RENKA - ザック可愛すぎだろ… (2021年10月12日 0時) (レス) @page46 id: b5b9f86a00 (このIDを非表示/違反報告)
弥生(プロフ) - 更新停止中…だと… (2021年1月1日 1時) (レス) id: e66444f48b (このIDを非表示/違反報告)
餡子 - とてもおもしろかったです続き楽しみにしてます!!!!! (2019年1月20日 20時) (レス) id: bceaa8cd15 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ティアナ | 作成日時:2018年9月8日 0時

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