異世界の彼らとリアルな私の食事情 (ページ4)

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品番4 ページ4

『ちょっとまって…え？何か？
つまりヘッドフォン君がぁ…』

「ヘッドフォン君て…w
あ、自己紹介まだやったな！
さんどいっち…？っての食べさせてくれてありがとうな！命の恩人さん！

俺はロボロ言いますぅ
よろしくな！」

『え、あ、はい。えと…私はAっていいます。
よろしく…ね？
えと…本題なんやけど、ロボロ君はタンスの中にいたんじゃあ…？』

ロ「タンス？」
そう言うとロボロ君は後ろを振り向く。
タンスを見たあとこっちに振り向く。

ロ「これ俺んところにもおんなじのがあるんよ、なんか大…ああ、仲間が女からの貰いもんやけど僕要らんからあげるわーって。」

『え、なにそれ。
てか…タンスくれる女の人って…？』

ロ「謎やろー？w
でもずっと使っとらんくて、俺とそいつが共同で使ってる仕事部屋にな？置いててん。」

『で？…え？？それに倒れこんだら？』

ロ「Aさん家にいた。」

『…はぁ？？？』

ロ「いやほんまに！俺やってわからへんのや！
倒れたぁぁぁあ…！
と思ったらめちゃめちゃ美味しそうな匂いして、何や？思てたら食べたこともないもの食べさせてくれて、しかも食べたことないぐらいにめｯｯｯちゃ！うまいししかも卵あったんちゃう？？肉かてそんな簡単に手に入らんやろ？どうやって仕入れたん？今じゃ国がらみで苦労しとるのに！もしかしてメチャメチャ良いところの娘s」

『すっストーップ！
まってまって！？
え？？ほんとなにいってる！？今時の卵なんて何処でもかえるし！お肉も高くないでしょ？
何をいってるの？？え？？』

ロ「はぃぃいぃいいい！？
そっちこそなにいっとるん！？
俺が３日なんんんんんんんも！食えてないってゆうたの忘れたんか！？
今は食べ物の仕入れがメチャメチャ困難なんやで！？何でかわからへんが、動植物が育たんくなってしもたんやで！？」

『…はい？？え？？』

私は話が全然頭にはいってこない。
何をいってるんだ…この子…
そんなわけないじゃないか…
だがこのなんの変哲もないタンスから急に出てきたこと。
サンドイッチすら知らなかったことをみると…
もしかして本当に…？？

『別世界がこのタンスに繋がってるってこと…？？』

ロ「そう…なるなぁ…」

…うそやーん…