異世界の彼らとリアルな私の食事情 (ページ18)

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品番18(ある意味※) ページ18

ロボロside

…Aが泣いてる。
大先生や俺の事考えて…泣いてる。
泣いてる人相手に言うような事やないんやど…めっちゃ嬉しかった。

というか今の状況は気にくわへん。
今Aは泣き崩れて大先生に介抱されとる。
…なんでなんよ…俺でもええやんか…
なんなんこの空気…めっちゃ気にくわん…

何が一番気にくわへんっていったら
そりゃあ勿論あの大先生の《目》やろ。

なんなんあの慈愛に満ちてる目は…気持ち悪いねん…そんな目、今までしてるんみたことないで…。
その手で撫でんなや…一体何人の女撫でたん…一体その手と一体どれだけの女を抱いてきてん…！
触んな…触んな…！

そのあとは簡単やった。
気持ちに任せたままに体が動いていた。
ゆらりと二人に近づきAを大先生から引き剥がし、自分の腕の中に閉じ込める。

『ふわっ…んぐっ…！』

鬱「…っ！…何すんねんロボロ」

「うっさいわ！…渡さへんてゆうたやんなぁ大先生…？絶対にやらんて…ゆうたやんな？」

鬱「…ロボロこそなんやねん、僕初めからわかった、なんて一言もゆうとらんけど？」

「んな屁理屈並べよって…っ！そもそも眼中に無かった顔しとったやろが！今まで道理の顔しとけや！なんちゅう顔しとんねん！ユルユルやぞ！」

『…？…？？』

Aが俺の腕の中から俺を見つめる。
ああ、めっちゃ可愛い…はっ！ちゃうちゃう。
今は幸せに浸ってる場合やない！…これからの幸せの為に危険人物を排除せなあかへん…

鬱「…Aちゃんが僕の事を受け入れてくれるんやって…やから僕は僕なりに受け止めたまでやろ？ロボロには関係あらへん」

「…やからなんやねん。
お前なんかより俺のがエエに決まってるやろが」

鬱「エエかどうかなんかどうでもええんよ…」

「…っ！？」
そんときの鬱先生の顔は到底Aに見せられるものやなかった。
ドロドロに蕩けきったような顔
鬱「僕を受け入れてくれたAちゃんには、僕のぜぇんぶ貰ってほしいから…♡」

…何故だろうかこの顔をみて俺は密かにほっとして居た。
自分と同じ何かを感じていたのだ…

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どうも！作者のアイです！！

何時のまにやらお気に入りとヒットがとんでもないことになっており震えております(ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

というかですね…？
ちょぉっとなんか…話がおかしな方向に進みつつあります…(汗

まさかの狂った方の愛を感じ始める二人…どうなるのやら…私もわかりません…(汗