事情 ページ40
智side
家に帰ると、相葉くん達は勿論、シルク君達も出迎えてきた。
和「お風呂入ってきな」
潤「ご飯温めるね」
雅「ゆっくり浸かっておいで」
シ「のんびりしてこい」
マ「寝ちゃダメだよ？」
モ「髪乾かすんだよ？」
翔「うん」
翔君が風呂に入ったのを見送って、皆に話した。
「翔君さ、△と□に暴力受けてた。理由は明日聞く。顔は傷付けられてない、見えない所だけボロボロだ。気遣うんじゃなくて…普通に接してあげて」
皆「分かった」
翔君だけ…何かとやられる。
責任感が人一倍強いからなのか狙われやすい
話をして10分…翔君が出てきた
髪も拭かずにw
翔「何の話？」
「君の話だよ」
翔「守りたかった」
「守ってもらったよ」
和「はい、ご飯」
潤「大野さんも」
「ありがとう」
翔「蕎麦」
「美味しそう」
翔「うん」
やっぱり、テンション低い
好きな蕎麦を見ても上がらない
明日の仕事は、打ち合わせだけ
すぐに帰れる…はず
翔「ご馳走様」
「早いね」
翔「うん」
「傷痛い？」
翔「大丈夫」
「湿布貼ろっか」
翔「…良いよ」
「翔君。俺の部屋に来てくれる？」
翔「なんで」
「お願い」
翔「分かった」
翔君に了承を得て、皆に合図する。
翔君が笑顔になる為の…セット
好きなアイスがあって、お酒があって…和気藹々と出来るような…セットを
「頼んだよ(ﾎﾞｿｯ)」
雅「ミラクル相葉ちゃんにお任せあれ！」
和「相バカじゃ心配です」
雅「何を!?」
潤「ハイハイ、やるよw」
シ「お手伝いします」
潤「助かるよ」
↓青部屋
「翔君。明日ね、打ち合わせが終わったあと、△さん達と社長と俺と集まるんだけど…翔君来る？帰る？」
翔「行く」
「辛いかもしれないよ？」
翔「巻き込んだから」
「翔君の口から理由聞きたいんだけど」
翔「…ソロ終わったあと、聞きたいことあるからって呼ばれたんだ。部屋に入ったら、鍵閉められて、目障りなんだって言われた。意味わかんなくて、俺も、言い返した。そしたら、□さんが…良いのか？俺達に言い返すと、大野君が怪我するぞって…だから、守らなきゃって思って…」
「俺を庇って？」
翔「守りたかったもん。怪我するのは…目をつけられてる俺だけでいい。」
「翔君…俺にも守らせてよ。」
翔「怪我させられるのは…喧嘩になれてる俺だけでいいもん！」
「翔君…」
翔「良いんだ…スタッフだって、ストレス溜まってんだろうし…発散相手が俺だった…ただ、それだけだよ」
「それだけで終わらせないよ」
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作者名：シュガーsweet | 作成日時：2021年1月5日 13時
