検索窓
今日:14 hit、昨日:17 hit、合計:258,724 hit

 ・  ページ48

◯両面宿儺

「愚者が。」
彷徨いの果てにあるもの。それは大切な人。
知ってる。どっちが愚者なのだろうか。
芽生え終えた命は戻ることはない。
自然の摂理に抗わないで息絶えた。
愚か者は珍しく空を仰ぐ。その銀朱色の眼に見えたのは。
金銀どちらも美しいかった。
その中でも貴方は一際輝いて見えた。銀色細工が彼の眼に映る。
初めての感覚に麻痺を起こしてしまう。


◯夏油傑

秋風紅に染まる頃。元気に過ごしていますか。
そう問いかけるように紅葉と銀杏が躍りだす。
「元気だよ、、A。最近話せてなくてごめんね。」
黄泉の門毎週いっていたんだけれど、少し忙しいの。
知ってるよ、待ってるね。そう言うようにふわりと季節外れの
南風が彼の体を優しく包む。春を待つ。
冬は目の前で、あともう何日寝れば。何時かのように笑いあえる?
私が知らない世界をいつ教えてくれるんだい?彼は問う。
まぁだだよ。春風はいたずらに微笑んだ。
夜だというのに暖かい。喜怒哀楽を表すように
空は澄み切り、貴方が輝く。勝手だと叱られるのは知ってるよ。
宙に浮く。


◯乙骨憂太

夏もそろそろ終焉を迎えるころ。
早すぎるけれど彼岸花が狂い咲きをしている。
赤、白、黄色。それぞれに意味がある。
貴方はそれを伝えたいの?彼の行く先々には白の彼岸花。
"また逢う日を楽しみに"嫌だ。離れていかないで。
違うのよ、まだ生きていて欲しいの。
そう話しかけるように。儚く散るは。
どちらの華か。誰か知らないかしら?

 ・ →←◯何時かの夜に



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (256 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
347人がお気に入り
設定タグ:反応集 , 385 , 呪術廻戦   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:385 | 作成日時:2021年2月19日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。